東京郊外のその街には、組織暴力が巧妙に姿を変え忍び寄っていた。病に倒れた義父・坂口英吾（志村喬）のため、川島俊夫（宇津井健）は東亜大学医学部教授の職をなげうって市長になった。だが愛する妻・ゆき子（浜美枝）は謎の失踪、義娘・真弓（斉藤とも子）は不良化というなかで俊夫は使命感と理想に基づく果敢な闘争を続けなければならない。私人として公人としての苦悩、実っては消えていく愛、おぞましい過去…愛と闘いの日々を描くサスペンスロマン。「大学医学部助教授の地位を捨てて市長となった男を主人公に、謎の失踪を遂げたその妻、不良化するその娘、彼に心をひかれる妻の妹、はじめは彼を憎みやがてそのよき協力者となる若い新聞記者などの登場人物が織り成すサスペンス・ロマン。物語は、主人公・川島俊夫の市長選出場の夜にその妻が謎の失踪を遂げたことから始まる…。やがて行方不明の妻の過去にまつわる不気味な事実と一人の男の影が…。大学医学部助教授で優れた外科医の川島俊夫（宇津井健）は、病に倒れた義父の跡をうけて市長となる。街には巧妙に姿を変えた組織暴力の悪の手がはびこり始めていた。市民を守るために立ち上がった俊夫には、愛する妻・ゆき子（浜美枝）の謎の家出とそれを原因とする愛娘（実は義娘）・真弓（斉藤とも子）の不良化という家庭問題がふりかかってきた。そうした重荷を背負いながら俊夫は、彼と浅からぬ因縁を持つ若い新聞記者・永井正之（神田正輝）をはじめとする協力者を得て闘った。だが、その闘いの中からやがて行方不明の妻の過去にまつわる不気味な事実と一人の男の影が、幻の如く立ち現われてくる…。【この項、TBSチャンネル広報資料より引用】」【各回サブタイトル】第１回「愛がそむく朝」（1978/12/22放送）、第２回「闇に揺れる心」（1978/12/29放送）、第３回「ふりおろされた斧」（1979/01/04放送）、第４回「あばかれる過去」（1979/01/11放送）、第５回「わが妻は殺人者？」（1979/01/18放送）、第16回「逃亡者・愛は限りなく燃えて」（1979/04/06放送）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成(1)-(5)）】【参考資料：書籍「日本タレント名鑑'81」（1980/12/30、VIPタイムズ社発行）［勝野勝・笹入舟作・塩見三省の項］】【参考資料：webサイト「脚本データベース」（2023/10/01参照、http://db.nkac.or.jp/top.htm）】
| キー局 | TBS | 放送曜日 | 金 | 放送期間 | 1978/12/22～1979/06/15 |
| 放送時間 | 21:00-21:55 | 放送回数 | 26 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 主な出演 | 宇津井 健(1)-(5)(16)(17)、斎藤とも子(1)-(5)(16)(17)（(1)(2)は、斎藤 友子、と表記、(16)(17)は、斉藤とも子、と表記）、浜 美枝(1)-(5)(16)、高橋 悦史(1)-(5)(16)(17)、神田 正輝(1)-(5)(16)(17)、村野 武範（村野 武憲）(2)-(5)、岡 まゆみ（五十嵐まゆみ）(2)-(5)、神山 繁(1)-(3)(5)、安部 徹(2)(3)、松原智恵子(1)-(5)(16)(17)、植木 等(1)-(5)(16)(17)、夏 純子(1)-(3)(16)、志村 喬(1)-(4)、松本 克平(1)、浜田 寅彦(1)、永井 秀和(1)(2)、久遠 利三(1)(2)(5)(17)、柄沼 大介(1)、三上 剛（※同姓同名の別人あり、本作出演者は1943年生まれ）（三上 剛仙）(1)-(3)、町田 幸夫(1)(2)、佐々木 敏(1)、泉 よし子(1)、岡田 和子(1)、大原 穣子(1)、岩城 和男(1)、成田 次穂(1)、荒瀬 寛樹（晶衛 里仁）(1)(2)、伊藤 紘(1)、池内 彦祥(1)、沢柳 迪子（沢柳 廸子）(1)、江尻 光子(1)、北泉 展江(1)(2)、大門 淳子(1)、中山 明彦(1)、荻原 賢二(1)、宗近 晴美(2)、柿沼 大介(2)、山浦 栄(2)、広田 正光(2)、一杉 永介(2)、山崎 猛(2)、木村 翠(2)、三沢もと子(2)、森下 京子(2)、大野 福代(2)、風間 文野(2)(3)、力武 淳(2)、猪垣 泰佑(2)、門馬 勝美(2)、山崎 優子(2)、喜田 晋平(2)、上地 宝(2)、平田 昭彦(3)(4)、原 良子(3)-(5)、北村総一郎（北村総一朗）(3)、佐古 正人(3)、小川 隆一(3)、島村 卓志(3)、逸見 慶子(3)、磯部 稲子(3)、半田 晶子(3)、木村 久美(3)(4)、小高 節子(3)(4)、君塚 尚美(3)(4)、水上 功治(3)(4)、西山 秀樹(3)(4)、勝部 演之(4)、小瀬 格(4)、加藤 和夫(4)、別所 立木(4)、福田 豊土(5)、河合 絃司(5)、辻 しげる（辻 シゲル、辻 三太郎）(5)、山田 光一(5)、井上三千男(5)、吉水 慶(5)、新井 春美（新井 晴み）、市川 夏江(7)、村松 英子(17)、長谷川 弘(17)、松山 照夫(17)、古部 利夫(17)、宮崎 玲子(17)、三浦 伸(17)、石垣 守一(17)、藤田 宗久(17)、干歩 憲生(17)、汐見 直行(17)、久地 明(17)、美原 亮三(17)、三重街恒二(17)、塩塚 勝正(17)、岡田 英次(17)、根本万紀子(17)、伊藤 弘一(17)、川崎たか子、勝野 勝、笹入 舟作、塩見 三省、（擬斗：渡辺 高光(3)(5)） | ||||
| 主な脚本 | 佐々木 守(1)-(5)、安本 莞二(17) | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 春日 千春、山本 典助(TBS)、（プロデューサー補：小林 重隆） | ||||
| 主な演出 | （監督：野村 孝(1)、瀬川 昌治(2)(5)(17)、江崎 実生(3)(4)）（監督補：合月 勇(1)、丸山 豊(2)-(5)）（助監督：小島 穹）（記録：竹下 京子(1)(3)(4)、福富 京子(2)、三留 洋子(5)） | ||||
| 局系列 | JNN | ||||
| 制作会社 | （製作：大映テレビ株式会社（大映テレビ）、TBS） | ||||
| 制作 | （製作主任：伊藤 伴雄、竹山 昌利） | ||||
| 音楽 | 馬飼野俊一、（選曲：太田 正一）（仕上：北島 貞治(1)、阿部 啓一(2)-(5)）（録音：アオイスタジオ）（効果：東洋音響） | ||||
| 撮影技術 | 椎塚 彰(1)、浅井 宏彦(2)-(5)、（照明：内田 皓三(1)(2)、小川 正治(3)-(5)）（録音：星 正輝(1)-(5)、秋山 一三(1)-(4)、内田 誠(5)）（編集：田賀 保）（撮影助手：大竹 紀夫）（現像：東洋現像所） | ||||
| HP | |||||
| 美術 | 仲 美喜雄(1)-(5)、後藤岱二郎(1)、（小道具：鈴木 勝幸）（結髪：横銭 政幸(1)、小谷 政野(2)-(5)）（タイトル：デン・フィルム・エフェクト（(3)-(5)は、デン・フィルム－エフェクト、と表記））（衣裳：東京衣裳） | ||||
