市議会議員であり、市長の甥でもある笠木（反町隆史）のもとには母親から伯父が死んだとの連絡が入った。まじめ一辺倒の市長（イッセー尾形）が公務中に突然姿を消し、数日後にある温泉で遺体となって発見されたのだった。市長はすでに無断で６日も議会を欠席しており、横川市庁舎にて行われていた定例市議会では市長に対する野次が飛び交い、場内は騒然となり、市長の秘書・矢崎が責め立てられていた。矢崎は市長が視察をかねたクラシックコンサートの途中で突然「急に用事を思い出したから、明日の議会は欠席にしてほしい」と言って姿を消したことをずっと不思議に思っており、さらには、向かった先の志摩川温泉のことを「シマガワ」温泉と言ったことで、初めて行く町だったのではないかと不信感を募らせていた。また、堅物で通っていた伯父が私用で仕事を抜け出したことを不審に思った笠木は、市長のところに通っていた家政婦のスミ子（倍賞美津子）の協力のもと、市長の部屋で遺品整理をする。そこで発見した伯父の日記によって、芳子（木村多江）という女にほれ込んでいたという伯父の意外な一面を知る…。この日記の内容は、伯父の失踪と関係があるのだろうか…？笠木はスミ子と共に市長が遺体で発見された志摩川温泉に笠木は再び足を運ぶが…。笠木は市長の死の裏にある衝撃的な真実にたどり着く。【以上、フジテレビ広報資料より引用】車輌：ファン。協力：北九州市立松本清張記念館、エス・エヌ企画、日本文学復興会松本清張賞事務局。撮影協力：ほの国東三河ロケ応援団、新城市、湯谷温泉、湯の風HAZU、富士市、フィルムコミッション富士、成田市、成田市議会、成田ロケーションサービス、フィルムサポート島田、川根本町まちづくり観光協会、寸又峡温泉・さとう、大井川鐵道、クレアこうのす、ひな人形と花のまち鴻巣市、鴻巣市役所川里支所、丸子園、和菜　毬乃、日本料理菱沼。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】