カバヤン帝国の隠し財宝をめぐって巻き起こる騒動を描く冒険活劇。財宝をつけねらう紅蜥蜴団が悪事を働こうとすると、どこからともなく現れる、ターバンに白覆面の正義の味方。正体は、日本人、鳴海五郎。【以上、宝島社刊「別冊宝島・1960年大百科」より引用】。「主人公のアラーの使者を千葉真一さんが演じ、紅とかげ団が狙う、カバヤン王国の末裔であるココナツ殿下とマミイを守るという展開です。ちなみにカバヤン王国というネーミングは、提供のカバヤ食品から。【この項、文・市村】」白いマントで覆った正義の味方の活躍を描く。手先から白い煙を出す催眠ガスが必殺技。関東地区は1960/07/07に放送を開始し第１回から第４回（1960/07/28放送）まで木曜18:15～18:45に放送されたのち、第５回（1960/08/02放送）から火曜18:15～18:45に移行した。提供はカバヤ製菓。【各回サブタイトル】第１回「恐怖の紅とかげ」（1960/07/07放送）、第２回「悪魔の囁き」（1960/07/14放送）、第３回「襲いくる強敵」（1960/07/21放送）、第４回「地獄への招待状」（1960/07/28放送）、第５回「恐るべき罠」（1960/08/04放送）、第６回「卑怯なる陰謀」（1960/08/11放送）、第７回「幽鬼の呪い」（1960/08/18放送）、第８回「戦慄の摩人館」（1960/08/25放送）、第９回「闇に光眠」（1960/09/01放送）、第10回「怪奇なる謎」（1960/09/08放送）、第11回「その仮面をはげ」（1960/09/15放送）、第12回「蕃続の挑戦」（1960/09/22放送）、第13回「裁くの凱歌」（1960/09/29放送）、第14回「吸血鬼の挑戦」（1960/10/06放送）、第15回「新たなる摩手」（1960/10/13放送）、第16回「第三の強敵」（1960/10/20放送）、第17回「大いなる謎」（1960/10/27放送）、第18回「果しなき陰謀」（1960/11/03放送）、第19回「影なき男」（1960/11/10放送）、第20回「悪魔の挑戦状」（1960/11/17放送）、第21回「地獄の呪い」（1960/11/24放送）、第22回「恐るべき策略」（1960/12/01放送）、第23回「幽鬼の巣窟」（1960/12/08放送）、第24回「妖摩の哄笑」（1960/12/15放送）、第25回「卑怯なる罠」（1960/12/22放送）、最終回（第26回）「戦慄の大仮面」（1960/12/27放送）。【役名（演技者）】「鳴海五郎（千葉真一）、上田博士（小塚十紀雄）、山村奈良吉（有馬新二）、●第１部…上田睦子（桜井悦子）、大谷警部（細川直也）、八東根竜助（松山浩二）、伊集院博士（大前釣）、山村美智（水島京子）、山村京子（岡田みどり）、山村正明（菅原壮男）、トンガレン（大久保達也）、加藤刑事（穂高稔）、宮本刑事（佐久間聰）、スチュワーデス（稲植徳子）、小西良子（井上田鶴）、千松昌太郎（曙三四郎）、宇野刑事（斉藤邦唯）、紅とかげ団一号（福島亨）、同二号（青木忠雄）、同三号（成瀬達也）、同四号（武藤周作）、同五号（石川治一）、同六号（岡島泰次郎）、アラーの使者（？）。【この項、文：市村靖介】」●第２部…「石井刑事（青木忠雄）、高橋刑事（植田貞光）、国本刑事（大久保達也）、マランカン（松山浩二）、蘭堂竜之助（森幸太郎）、死神博士（森幸太郎）、骨川幽山（森幸太郎）、大宇宙教の宣教師（森幸太郎）、ビンチャレンコ（森幸太郎）、陳奎槐（森幸太郎）、楊連姫（相良絹代）、シルバーお雪（相良絹代）、津軽京子（相良絹代）、アルマン（十朱三郎）、ミミィ（一条由美）、小沢精一（有馬新二）、小沢はるゑ（中野かほる）、小沢公明（金子昭雄）、吸血鬼首領 （斎藤邦唯）、蟻巻麟太郎（斎藤邦唯）、蟻巻小夜子（姿年子）、卍早苗（姿年子）、吸血鬼一号（岡島泰次郎）、吸血鬼二号（武藤周作）、吸血鬼三号（成瀬達也）、吸血鬼四号（佐伯輝男）、吸血鬼五号（上田侑嗣）、吸血鬼六号（佐藤大二郎）、吸血鬼七号（後藤武彦）。【この項、文：Martin】」【データ協力：栄司、市村靖介、Martin】【参考文献：「テレビ朝日社史ファミリー視聴の25年」（1984/02/01テレビ朝日刊）、「東映の軌跡」（2016/03発行、東映株式会社発行、東映株式会社 総務部 社史編纂担当編集）】