少年が愛犬と共に日本全国を真犯人探しの旅に出かける物語。少年は白血病に罹っていた。井上奈津子役の水島かおりは本作がデビュー作。「現金輸送車襲撃のぬれぎぬを着せられ、刑務所に入れられた父親の無実を晴らそうとする少年が、犬のヤマトを連れ真犯人を見つけるため自転車で日本全国を旅する物語。犬は真犯人が飼っていた犬で、犬特有の帰巣本能を逆手に取り、犯人を追跡する。ところが少年は余命３か月余りの白血病に侵されていて、残された時間は限られていた。【この項、学研刊「1980年代全ドラマクロニクル」（TV LIFE編）より引用】」猪崎宣昭の監督デビュー作。各回のサブタイトルは以下のとおり。第８回「愛は吹雪の果てに（台本表記サブタイトル）」、第９回「名犬ヤマト暗黒洞窟からの脱出（台本時サブタイトル…名犬ヤマト・小さな生命・萩）」、第10回「ヤマトが見た二人だけの卒業式」、第11回「ついに来た別れの日」、最終回（第12回）「走れヤマト！生命ある限り」。【役名（演技者）】木原 純（山中康仁）、ルミ（宮下順子）、田野倉信三（佐野浅夫）、若林茂夫（江藤博利）、木原順吉（牟田悌三）、井上奈津子（水島かおり）、井上たか子（松風はる美）。【参考資料：webサイト「Yahoo!オークション」出品台本の書影】