お市の母おとよ（有沢正子）はお市が幼いころ盗賊に連れ去られてしまった。それ以来お市は、一本足で義足の盗賊と母親の名前をたよりに母をたずねての旅を続けている。第一回は「剣は涙を知っていた」。お市が偶然知り合った男・平手造酒（丹波哲郎）から居合ぎりを学び免許皆伝になるまで。【以上、「毎日新聞」1971/04/12付より引用】「ややソフトな内容ながら、売りはやはり松山容子のキリリとした美貌とシャープな殺陣であり、チャームポイントの大きな目を開けたまま盲人を演じた彼女は、二重三重に倒錯した色気を感じさせた。【この項、「映画秘宝 男泣きＴＶランド」（洋泉社刊）より引用】」劇場用映画「めくらのお市」をテレビ映画化したもの。松山容子は本作放送開始直前の1971年１月に原作者の棚下照生と結婚、一線から退いていった。カラー放送。【各回サブタイトル】［※番組内での回数表記は無し］第１回「剣は涙を知っていた」（1971/04/12放送）、第２回「荒野に赤い花が散る」（1971/04/19放送）、第３回「母恋い子守唄」（1971/04/26放送）、第４回「上州路のつむじ風」（1971/05/03放送）、第５回「夕陽に咲いた紅椿（誤り…夕日の咲いた紅椿）」（1971/05/10放送）、第６回「蒼き狼の群れ」（1971/05/17放送）、第７回「狙われた御用金」（1971/05/24放送）、第８回「人斬り観音峠」（1971/05/31放送）、第９回「木枯し無情」（1971/06/07放送）、第10回「流れ者・故郷に帰る」（1971/06/14放送）、第11回「上州赤城おろし」（1971/06/21放送）、第12回「怒りに燃えた剣」（1971/06/28放送）、第13回「帰って来たならず者」（1971/07/05放送）、第14回「秘剣！合掌崩し」（1971/07/12放送）、第15回「危し！雪姫」（1971/07/19放送）、第16回「剣を捨てた男」（1971/07/26放送）、第17回「謎の鬼面党」（1971/08/02放送）、第18回「お市死の対決」（1971/08/09放送）、第19回「二人のお市」（1971/08/16放送）、第20回「乱闘ふくろう峠」（1971/08/23放送）、第21回「男一匹！泣くものか」（1971/08/30放送）、第22回「仇討、母子旅」（1971/09/06放送）、第23回「吊し首」（1971/09/13放送）、第24回「男涙の忠太郎」（1971/09/20放送）、最終回（第25回）「夢に見たおっ母さん」（1971/09/27放送）。【役名（演技者）】お市（松山容子）、とちりの三次（鈴木やすし）、平手造酒（丹波哲郎）、桧 左近（藤岡弘）、ちょん松（矢崎知紀）、山城屋（玉川良一）、およし（有沢正子）、茂十（野々浩介）、珍白（ケーシー・高峰）、お志乃（磯野洋子）、甲州屋久兵衛（上田吉二郎）、庄屋嘉兵衛［クレジット表示では「庄」の右上に「、（点）が付く］（美川陽一郎）、紅椿のお若（菊ひろ子）、戸田屋彦兵衛（明石潮）、鬼門の熊五郎（加賀邦男）、野火の右近（伊吹吾郎）、友吉（太田博之）、代官（柳沢真一）、おむら（岡村文子）、梵天親分（山岡徹也）、森田軍兵衛（池田忠夫）、高野新兵衛（湊俊一）、天満屋弥左衛門（花柳喜章）、文七（石山律）、お文（金井由美）、木枯しの紋十郎（高木二朗）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成(1)(2)(5)-(7)）】【参考資料：書籍「日本タレント名鑑'81」（1980/12/30、VIPタイムズ社発行）［内出良子の項］、webサイト「YouTube」】
| キー局 | NTV | 放送曜日 | 月 | 放送期間 | 1971/04/12～1971/09/27 |
| 放送時間 | 19:00-19:30 | 放送回数 | 24 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 主な出演 | 松山 容子(1)-(25)、鈴木やすし(1)-(13)、丹波 哲郎(1)、藤岡 弘（藤岡 弘、）(1)(5)-(7)、矢崎 知紀(1)-(25)、玉川 良一(1)(8)(16)(21)(22)、有沢 正子(1)、野々 浩介(1)、関山 耕司(1)、岡部 正純(1)、佐伯 徹(1)、沢 美鶴(1)、浜口 竜哉(1)、菅原 義夫(1)、相原 昇(1)、宮崎 加代(1)、小林 妙子(1)、北 九州男(1)、ケーシー・高峰（ケーシー高峰）(2)、磯野 洋子(2)、上田吉二郎（クレジット表示では「吉」の「士」は「土」）(2)、美川陽一郎（美川洋一郎）(2)、佐藤 京一(2)、平井 忠(2)、長島 缶(2)、荒井 岩衛(2)、由利 徹(3)、菊 ひろ子（鹿内 寛子、若柳 菊、奈月ひろ子）(5)、明石 潮(5)、加賀 邦男(5)、杉山 俊夫(5)、沢井 三郎(5)、杉 義一(5)、橋本 仙三（橋本 宣三）(5)、安田 隆(5)、吉原 正皓（クレジット表示では「吉」の「士」は「土」）(5)、荒井 岩衛(5)(7)、中平 哲仟(5)、溝口 拳(5)(7)、伊吹 吾郎(6)(7)、太田 博之(6)、柳沢 真一(6)、岡村 文子(6)、山岡 徹也(6)、池田 忠夫（池田 忠男）(6)、湊 俊一(6)、都家 歌六(6)、上手 由美(6)、刈谷 いと(6)、伊豆見英輔(6)、熱海 弘到(6)、小見山正樹(6)、花柳 喜章(7)、石山 律(7)、金井 由美(7)、高木 二朗(7)、橋瓜 秀雄（橋爪 秀雄）(7)、八代 康二(7)、大西 雅士(7)、澄川 透(7)、刈谷 いと(7)、田崎 潤(9)、吉田 輝雄(11)、林 成年(12)、曾我廼家一二三（曽我廼家一二三）(14)-(18)(20)、飯田 文(15)、青空はるお（二代目青空はるお）(17)、集 三枝子(19)、人見きよし(19)、久万里由香(20)、魚住 純子(22)、品川 隆二(23)、砂塚 秀夫(24)、京 春上(24)、弓 恵子(25)、高野 浩幸、内出 良子、 | ||||
| 主な脚本 | 大野 靖子(1)(2)(5)-(7)、小山内美江子、押川 国秋、播磨 幸治（播磨 幸兒） | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 東條あきら、加賀 昌三(NTV)、山本 仁(NTV) | ||||
| 主な演出 | （監督：石井 輝男(1)(2)、小林 恒夫(5)-(7)、久松 静児、松島 稔、高井 牧人）（助監督：長谷川 洋）（殺陣：林 邦四郎(1)(2)、若駒冒険グループ(1)(2)(5)-(7)、高倉 英二(5)-(7)）（記録：今村 治子(1)(2)、木村 佳世(5)-(7)） | ||||
| 原作 | 棚下 照生 | ||||
| 局系列 | NNN | ||||
| 制作会社 | （制作：ユニオン映画、日本テレビ（NTV）） | ||||
| 制作協力 | 日活芸能株式会社 | ||||
| 制作 | （制作担当：原重 福蔵） | ||||
| 音楽 | 鏑木 創、（効果：帆刈 幸雄）（選曲：合田 豊） | ||||
| 主題歌 | マリオ・ランディ「めくらのお市」（作詞：棚下 照生、作曲：市川 昭介、編曲：佐々 永治）(1)(2)(5)-(7)、マリオ・ランディ「お市流れ旅」 | ||||
| 撮影技術 | 中尾利太郎、（照明：高橋 勇）（録音：関 勇次郎）（編集：西村 豊治）（色彩計測：坪沼 静扇）（山王スタジオ、東洋現像所） | ||||
| 美術 | 安部 衛、（高津映画装飾、第一衣裳、山田かつら店） | ||||
