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ドラマ 詳細データ冬の雲

レストランを経営する男の幸せだが複雑な家庭を中心に人間の愛の苦悩を描く。テーマ曲「ポーリュシカ・ポーレ」はロシアの大地を想像させるスケールの大きい音楽で、仲雅美が詞をつけレコード化してヒットした。「始まりのナレーションも印象的でした「愛とは 春の日の花のように美しく香り高きものであろうか…愛とは 夏の日の太陽のように誇り高くきらめくものであろうか…愛とは 秋の日の落葉の下に鳴く虫のように切ないものであろうか…愛とは 冬の日のその青空の…冬の雲」。初めてどっぷりと嵌ったドラマでした。この頃から暗いドラマが好きになりました。【この項、文・クワピン】」「「愛とは、冬の日のその青空に浮かぶ雲」。「愛のせつなさは、じっと耐えている冬の雲」――。脚本・木下恵介はこううたい上げる。このドラマに「自分自身の問題を全部さらけ出した」そうだ。「ボク自身が悩んでいることを提示して、どこかにあるのではないかと信ずる愛を、視聴者との対話の中で追求していきたい」と語る。木下恵介がかつてないほどていねいに仕上げた脚本であり、オリジナルをひっさげてテレビ視聴率に真っ向から挑戦した作品といってよい。このドラマは、家族の歴史とそのかかわり合いの中からほとばしってくる「人間のうた」である。経済的にも成功し、しあわせの典型ともみえる桐原家の家族。夫婦(二谷英明・久我美子)と三人の子どもたち(田村正和、仲雅美、大谷直子)、それにこの家族の歴史を知っているお手伝いさん(馬渕晴子)。この一見恵まれた平和な家庭に、鋭く切り込んでくる気まぐれな運命とそれぞれの過去。ちょっとしたいたずらが妹を不具にした兄の古傷、親が異なる子どもたちのしあわせに対する陰影、先妻が投げ込む波紋、さらに劇的な「過去」が、そして「現在」が家族の恥部をえぐって「家族とは、愛とは」と問いかけてくる。固定したカメラが役者の演技から「人間」を引き出そうとし、凝縮した回想が「現在」にフラッシュをあびせる演出(鈴木利正)は『冬の旅』になかった格調をこのドラマに与えていることは確か。しかし、その反面、作者がいわんとする「愛」のために、これほどドラマチックな設定が必要であったのか、作者がドラマ構成に酔っていいのかという疑問が残り、これが「人間」へのアプローチを浅くしているように思えてならない【この項、読売新聞1971/01/14付より引用】」と、第1回放送当時の読売新聞は褒めながらも劇的すぎる内容に疑問を呈している。本作放送中に近藤正臣が結婚していることが報道され話題となった。高視聴率のため放送回数が延長されたという。カラー放送。各回のサブタイトルは以下のとおり。第二十六回「風立ちぬ」、最終回(第三十三回)「永遠の謎」。提供:久光製薬、麒麟麦酒、シャープ、東洋工業。【役名(演技者)】俊平(二谷英明)、茂(田村正和)、秋子(久我美子)、久子(市原悦子)、みどり(大谷直子)、きぬ子(馬渕晴子)、藤井(浜村純)、要(仲雅美)、前島(近藤正臣)、小鄕(小野寺昭)、青木の妻(菅井きん)。【データ協力:かりん】
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1971/01/14~1971/08/26
放送時間 22:00-22:56 放送回数 33 回 連続/単発 連続
番組名 木下恵介 人間の歌シリーズ(4)
主な出演 二谷 英明(26)、田村 正和(26)、久我 美子(26)、市原 悦子(26)、大谷 直子(26)、馬渕 晴子馬淵 晴子)(26)、浜村  純(26)、仲  雅美仲  真貴)(26)、近藤 正臣(26)、小野寺 昭(26)、菅井 きん(26)、早川  保大原 麗子小倉 一郎高野 浩幸、(ナレーター:芦田 伸介(26))
主な脚本 木下 恵介木下 惠介)(1)(26)
主なプロデューサ 飯島 敏宏、(プロデューサー補:酒巻 武彦
主な演出 鈴木 利正(1)(26)、(演出補佐:黒土みつを黒土 三男)(26))
原作 木下 恵介木下 惠介
局系列 JNN
制作会社 (制作:木下恵介プロダクション、TBS)
制作 (制作担当:大橋  克)
企画 木下 恵介木下 惠介
音楽 木下 忠司ドイツ民謡「苦しき夢」他)、(効果:小野瀬晃一
主題歌 (テーマ曲:「ポーリュシカ・ポーレ」(クレジット表示なし))(主題歌訳詩:門馬 直衛)(挿入歌:仲  雅美「ポーリュシカポーレ」(作詞:橋本  淳)(クレジット表示なし))
撮影技術 (技術:西尾 孝雄)(カメラ:石垣  力)(照明:山下 俊弘)(音声:福井  剛)(カラー調整:宮本 太一)(VTR:中野 真太)(フィルム撮影:鈴木  清)(制作協力:東通
美術 坂上 建司、(美術制作:石本 富雄)(化粧:木下 ゆみ)(タイトル画:コローコンスタブルその他の作品より)(東宝舞台テレフィット東京衣裳京阪商会

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