第９回児童福祉文化賞受賞。優秀映画鑑賞会推薦。PTA全国協議会推薦。「一本のさくらの木によってかたく結ばれた養護施設の保母と子供たちの１５年にわたる愛の記録を描いたドラマ。15年前、横浜の養護施設の園児たちは、結婚して施設を去ることとなった一人の保母に別れを告げた。やがて時は流れ15年ぶりに再会した保母に、教え子たちは様々な問題を投げかける。毎回様々なエピソードを通してヒューマニズムに満ちた世界が描かれる。【この項、ホームドラマチャンネル広報資料より引用】」「本作のうち第３話「別れ別れの歌」、第12話「晴れて来る空に」、第29話「遠く別れてもなお」ほかのエピソードをもとに劇場映画化された作品に「あこがれ」（恩地日出夫監督）がある。俳優・井上孝雄と結婚して芸能界から遠ざかっていた馬渕晴子の復帰作。【この項、文・古崎康成】」脚本を手がけた山田太一氏は語る。「松竹大船撮影所を辞めてテレビの脚本を書きはじめた最初の大仕事が木下恵介劇場『記念樹』というTBSの30分の連続ドラマであった。連続といっても大枠の取り決めがあるだけで、役者も舞台もその都度自由な毎回完結の短篇集であった。いろいろな脚本家が書いた。いま見ると私の作品についてはとても見ていられないような仕事だが、当時は視聴率がよく、全部でたしか52作（ページ作者注・正しくは全46作と思われる）という長いドラマになった。そのうち最多の21作を私が書いた。木下さんが19作だった。【この項、「月刊ドラマ」2003/06（映人社刊）より引用】」横浜・本牧の高風子供園がモデル。秋野太作（津坂匡章、津坂まさあき）のテレビドラマデビュー作とされている。「松竹百年史 映像資料・各種資料・年表」（1996/01/22、松竹刊）では1967/01/24放送終了と記載されている。提供：大正製薬。【データ協力：なち】【参考資料：書籍「劇団ひまわり30周年史」（1981/09/22発行、発行所：株式会社劇団ひまわり）】
| キー局 | TBS | 放送曜日 | 火 | 放送期間 | 1966/04/05～1967/02/14 |
| 放送時間 | 21:00-21:30 | 放送回数 | 46 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 番組名 | 木下恵介劇場 | ||||
| 主な出演 | 馬渕 晴子（(1)-(8)は、「馬淵 晴子」と表記）(1)-(9)(28)(31)(32)(38)(40)(41)、高杉 早苗(1)-(8)(12)(27)(30)(32)(35)(38)(40)、有川 博(1)(40)、田村 正和(1)(2)(25)、松川 勉(3)(29)(40)、長谷川哲夫(1)(4)(7)(8)(13)(31)、ジェリー伊藤（ジェリー伊東）(1)(10)、三戸部スエ（(1)(2)(5)(7)は「三戸部すえ」と表記）(1)(2)(5)(7)(9)、佐伯 赫哉(1)(2)(5)(7)、牧 よし子(1)(7)(8)(31)、八木 千枝(1)(2)(37)(38)、牧 理恵(1)(2)、稲川 善一(1)、土紀 洋児(1)、沖 秀一(1)、川崎 厳(1)、大塚 君代(1)(13)、泉 真喜(1)(2)(5)(38)、西山 輝雄(1)、堀 真奈美(1)(3)、松川 純子（立川さゆり）(2)(25)、神山 寛(2)、天草 四郎(2)、佐々木恒子(2)、和田 蓉子(2)、川畑 佳子(2)(4)(32)(38)、佐藤 京子(2)、花沢 徳衛(3)(29)、岸 輝子(3)、中村美代子(3)、荘司美代子(3)、川上 夏代(3)(29)、古田 重久(3)、和田 蓉子(3)、小泉ひろし(3)、東京ぼん太(4)、田中 春男(4)、水木 涼子(4)、赤崎 和男(4)、仲宗根美樹(5)、坂東 璋子(5)、松本 朝夫（松本 朝生）(5)、内田 透(5)、荘司 肇(5)、千葉 晃一(5)、出口 玉枝(5)、中川 秀人(5)、岸 久美子(6)、中村 たつ(6)、小栗 一也(6)、宮下 捷（宮下 揵）(6)(40)、亀井 光代(6)、岩田 安生(6)、石川 十郎(6)、木内 稔(6)、北沢 宗公(6)、大貫 弓子(6)、秋好 光果(6)、杉山 徳子（杉山とく子）(7)、桑山 正一(7)、村上 冬樹(7)、近藤 準(7)、成瀬 昌彦(7)、平松 淑美(7)、館 敬介(7)、和地 広幸(7)、渡辺 紀行(7)、北川 恭子(7)、柳家金語楼(8)、林家 珍平(8)(40)、串田 和美(8)、坂口 芳貞(8)、水橋 和夫(8)、市川 映子(8)、望月 優子(9)、松本 典子(9)、高野 真二(9)、入川 保則(9)、槇 杏子(9)、石山 政春(9)、荒木 健史(9)、阿部 剛三(9)、島 伸行(9)、高畑 喜三(9)、石立 鉄男(10)、真理 明美(10)、江守 徹(10)、加藤勢津子(11)、田中 晋二(11)、岡村 文子(11)、高原 駿雄(11)、藤原 釜足(12)、吉野謙二郎（雷門ケン坊）(12)、森塚 敏(12)、山本 豊三(13)(19)(40)、長谷川 哲(13)、小坂 一也（小坂 和也）(14)、浦辺 粂子(14)、森野 五郎(14)、武智 豊子（武知杜代子）(14)、出雲八重子（出雲八恵子）(14)、吉行 和子(15)、佐川ミツオ（佐川 満男）(15)、十朱 久雄(15)、織賀 邦江(15)、清水紀八郎(16)、赤沢亜沙子(16)、上西 孝(16)、多々良 純(16)、露原 千草(16)、坂口美奈子（阪口美奈子）(17)、山本 勝(17)、織本 順吉(17)、菊沖 薫(17)、武内 亨(17)、阿部百合子(17)、十朱 幸代(18)、内藤 武敏(18)、石井 富子（石井トミコ）(18)、中村 是好(19)、吉田 義夫(19)、工藤健太郎（工藤堅太郎）(20)、関口 宏(20)、浜村 純(20)、清川 玉枝(20)、中野 誠也(21)、葵 京子(21)、野々村 潔(21)、小夜 福子(21)、山口 崇(22)(40)、奈良岡朋子(22)、佐野 周二(22)、寺田 農(23)(24)(40)、真屋 順子(23)(24)、沢村 貞子(23)、浜田 寅彦(23)、福田 妙子(23)、吉田日出子(24)(40)、青野 平義(24)、大塚 道子(24)、飯沼 慧(24)、菅井 きん(25)、上田吉二郎(25)、桜 むつ子(25)、佐々木 愛(26)、寺島 達夫(26)、文野 朋子(26)、北沢 彪(26)、稲葉 義男(26)、西川 宏(27)、美川陽一郎(27)、平沢公太郎(27)、嘉手納清美(28)、川口 知子(28)、初井 言栄（初井 言榮）(28)、泉 真喜(28)(32)、高木 信夫(28)、リーガル千太(28)、宮田 羊容（宮田 洋容）(28)、照井 湧子(28)、桜井とし子(28)、進藤 和子(28)、有川 由紀(29)、岸 輝子(29)、北見 冶一（北見 治一）(29)、磯野 秋雄(30)、佐々木高見(30)、樋浦 勉(31)(40)、袋 正(31)、夏 圭子（夏 桂子）(31)、田口 計(32)、高須賀夫至子(32)(38)、児玉千賀子(32)、早川 保(33)、益田 喜頓(33)、松本 克平(33)、夏川大二郎(33)、林 秀樹(34)、川辺 久造(34)、高井 章子(34)、荒木 道子(34)、柴田 侊彦(35)(40)・北村 和夫(35)、松村 達雄(35)、草野 大悟(35)、東 恵美子(35)、北川めぐみ（北川 恵）(36)、加藤 恒喜(36)、森川 信(36)、小林 昭二(36)、黒田 洵子(36)、寄山 弘(36)、田中 筆子(36)、大塚 国夫(37)、三宅 邦子（三宅くにこ）(37)、下条 正巳（下條 正巳）(38)、中川 緑(38)、笠井 一彦(39)、河野 秋武(39)、増田 順二(39)、宝生あや子（宝生あやこ）(39)、渥美 清(40)、春川ますみ(40)、佐々木 功（ささきいさお）(40)、槇 杏子(40)、坂東 璋子(40)、石川 十郎(40)、清水紀八郎(40)、信 欽三（信 欣三）(41)、清川 新吾(41)、三浦 弘久(42)、井川 邦子(42)、北林 早苗(42)、原田 芳雄(43)、高野 通子(43)、中北千枝子(43)、塚本 信夫(43)、日野 道夫(43)、岩崎 信忠（岩崎 忠信…誤り）(44)、庄司 永健(44)、清水 良英(44)、堀越 節子(44)、町田 博子(44)、津坂 匡章（津坂まさあき、秋野 太作）(45)、日色ともえ（日色ともゑ）(45)、今福 正雄(45)、野々 浩介(45)、曾我廼家一二三（曽我廼家一二三）(45)、三崎千恵子(45)、佐々木すみえ（佐々木すみ江）(45)、井上千枝子(45)、川辺 富明、鴇巣 直樹、塩谷 浩三、雨宮富美子、前田 修作、浜路 義朗、海老沢新一、安永 誠、 | ||||
| 主な脚本 | 木下 恵介（木下 惠介）(1)-(3)(7)-(9)(15)(17)(19)(22)(26)(27)(29)(38)(40)、山田 太一(4)-(6)(10)-(14)(16)(18)(20)(21)(23)-(25)(37)(41)、伴田 英司（伴田 英二…誤り）(28)、小出 龍夫(30)、楠田 芳子(31)、横堀 幸司(32)、英池 恵夢（依井 貴裕） | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 小梶 正治 | ||||
| 主な演出 | （監督・川頭 義郎(1)-(6)(28)(38)(40)、今井雄五郎(7)-(9)(31)(32)、野崎 正郎(41)）（助監督・中新井和夫、大嶺 俊順、大江 英夫）（記録・森崎 則子） | ||||
| 原作 | 木下 恵介（木下 惠介） | ||||
| 局系列 | JNN | ||||
| 制作会社 | 木下恵介プロダクション、松竹テレビ室、TBS | ||||
| 制作 | 木下 恵介（木下 惠介）、（進行・徳重 里司）（制作主任・石和 薫） | ||||
| 音楽 | 木下 忠司、（録音・松竹録音スタジオ） | ||||
| 主題歌 | 小坂 一也「記念樹」（作詩・作曲・木下 忠司）、（劇中歌：クラウン・ポニー・ボーイズ「記念樹」（クレジット表示なし）） | ||||
| 撮影技術 | 渡辺 浩、保積善三郎、（照明・戸井田康国）（編集・岸田 和司）（現像・東洋現像所） | ||||
| HP | |||||
| 美術 | 猪俣 邦弘（一部回のみ猪股 邦弘と表記）、（装置・中村 文吾）（装飾・深沢 重雄、奥村松太郎）（結髪・畔柳 敞暢）（衣裳・東京衣裳） | ||||
