戦後80年を迎える2025年の連続テレビ小説は、アンパンマンを生んだ高知県出身の漫画家やなせたかし と妻・小松暢の夫婦がモデル。「昭和のはじめ頃、高知の町中をものすごい勢いで走る少女がいました。「ハチキンおのぶ」こと、朝田のぶ（あさだのぶ）です。一方、幼い時に父を病気で亡くした柳井嵩（やないたかし）は、叔父の家に引き取られ、そこでのぶに出会います。二人を結びつけたのは、一個のあんぱんでした。戦争の足音が近づく頃、女学校に通っていたのぶは周りと同様に、妄信的な軍国少女になっていました。やがて戦争が始まり、嵩は出征。嵩は弟・千尋（ちひろ）を戦争で亡くし、のぶも最愛の人を亡くしました。女学校を卒業し、のぶは戦争で全ての価値観が変わり、「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と新聞社に女性初の記者として就職。戦後、クズ拾いの仕事を辞めた嵩が新聞社に入社してきて、二人は同じ雑誌の担当に。嵩は東京で漫画家を目指したい気持ちがありつつも、生活していけるか不安でした。のぶはそんな嵩に「あなたも後から来なさいよ。先に東京に行って待ってるわ」と告げ、新聞社を辞め上京。のぶを追いかけ上京した嵩と、六畳一間のオンボロアパートでの生活が始まります。お風呂はなく、トイレは共同。トイレの天井には穴があき、雨の日は傘をさして入らなければいけないが、晴れた夜には星が見える。そんな暮らしをおもしろがり、「どんな環境でも楽しめるこの人と一緒にいたい」と二人は結婚。『手のひらを太陽に』『アンパンマン』が世に出るのは、まだまだ先のことですー。●第１週「人間なんてさみしいね」…昭和初期、家族の愛情をたっぷり受けて育った少女が高知の町中を勢いよく駆けていく。「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶ（永瀬ゆずな）である。商事会社で国内外を飛び回る父・結太郎（加瀬亮）を迎えに駅舎に駆け込んだのぶは、勢い余って少年にぶつかってしまう。少年の名は柳井嵩（木村優来）。彼は、父（二宮和也）を病気で亡くし、母・登美子（松嶋菜々子）と共に伯父・寛（竹野内豊）を頼って御免与町にやってきたのだった。【この項、NHK番組広報資料より引用】」ヒロインの今田美桜はオーディションで選出され、3,365名の応募があった。【その他のクレジット表示】キャスト（指導を除く）および脚本・音楽・主題歌以外のスタッフ（脚本協力を含む）は月曜日の放送時のクレジット表示に金曜日までの分をまとめて表示。撮影協力：高知県(1)-(20)(26)-(30)、高知県香美市(1)-(20)(26)-(30)、茨城県(1)-(5)(11)-(15)(31)-(35)(41)-(50)、茨城県城里町(1)-(15)、大子町フィルムコミッション(1)-(10)(31)-(35)(41)-(50)、常総フィルムコミッション(1)-(5)、栃木県(1)-(35)(46)-(50)(61)、栃木県真岡市(1)-(10)(16)-(20)、高知県芸西村(6)-(15)、茨城県つくばみらい市(6)-(10)(56)、もおかフィルムコミッション(6)-(10)(16)-(20)、古河フィルムコミッション(11)-(15)、茨城県立土浦第一高等学校(16)-(35)、鹿島神宮(16)-(35)、東京学芸大学附属高等学校(16)-(20)、千葉県山武市(31)-(35)、国分寺市ロケーションボックス(51)-(55)、宇都宮大学(51)-(55)、聖天宮(51)-(55)、千葉工業大学(51)-(55)、牛久フィルムコミッション(56)、Science Tokyo(61)。資料提供：やなせスタジオ(1)-(65)、フレーベル館(1)-(65)、高知県南国市(1)-(15)、やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団(1)-(65)、郵政博物館(6)-(10)(21)-(40)(51)-(60)、多摩美術大学(26)-(30)(36)-(45)、貴志　俊彦(51)-(60)、高知新聞社(61)-(65)。資料：「のらくろ軍曹」田河水泡・1934年(11)-(15)、「タンク・タンクロー」阪本牙城・1935年(11)-(15)、「フクちゃん」横山隆一・1936年(21)-(25)。【各週サブタイトル】第１週（第１回～第５回）「人間なんてさみしいね」（2025/03/31～2025/04/04放送）、第２週（第６回～第10回）「フシアワセさん今日は」（2025/04/07～2025/04/11放送）、第３週（第11回～第15回）「なんのために生まれて」（2025/04/14～2025/04/18放送）、第４週（第16回～第20回）「なにをして生きるのか」（2025/04/21～2025/04/25放送）、第５週（第21回～第25回）「人生は喜ばせごっこ」（2025/04/28～2025/05/02放送）、第６週（第26回～第30回）「くるしむのか愛するのか」（2025/05/05～2025/05/09放送）、第７週（第31回～第35回）「海と涙と私と」（2025/05/12～2025/05/16放送）、第８週（第36回～第40回）「めぐりあい わかれゆく」（2025/05/19～2025/05/23放送）、第９週（第41回～第45回）「絶望の隣は希望」（2025/05/26～2025/05/30放送）、第10週（第46回～第50回）「生きろ」（2025/06/02～2025/06/06放送）、第11週（第51回～第55回）「軍隊は大きらい、だけど」（2025/06/09～2025/06/13放送）、第12週（第56回～第60回）「逆転しない正義」（2025/06/16～2025/06/20放送）、第13週（第61回～第65回）「サラバ 涙」（2025/06/23～2025/06/27放送）。【役名（演技者）】柳井のぶ[1]・朝田のぶ[10]-[42]・若松のぶ[43]-[50][52]-・小松 暢（今田美桜）、柳井 嵩（北村匠海）、柳井登美子[1]-[3][8]・登美子[9][10][14]-[20][25][43][49][50]（松嶋菜々子）、屋村草吉（阿部サダヲ）、朝田結太郎（加瀬亮）、朝田羽多子（江口のりこ）、原 豪（細田佳央太）、柳井千代子（戸田菜穂）、朝田くら（浅田美代子）、朝田釜次（吉田鋼太郎）、柳井 寛（竹野内豊）、朝田のぶ［幼少］（永瀬ゆずな）、柳井嵩［幼少］（木村優来）、伊達 正（樫尾篤紀）、宇戸しん（瞳水ひまり）、朝田蘭子（吉川さくら）、朝田メイコ[1]（永谷咲笑）、柳井千尋[1]-[3][6][8][9]・柳井千尋［幼少］[10]（平山正剛）、田川岩男（笹本旭）、今野康太（中村羽叶）、小川うさ子（中野翠咲）、柳井 清（二宮和也）、天宝和尚（斉藤暁）、桂 万平（小倉蒼蛙）、岩男の母（増岡裕子）、岩男の父（若林久弥）、駅長[4][5][26][31][34]（渡辺郁也）、駅員[4][14]（笈川健太）、大出加子（島本須美）、柳井千尋（中沢元紀）、勢内隆造（宮坂ひろし）、朝田蘭子（河合優実）、朝田メイコ（原菜乃華）、小川うさ子（志田彩良）、山下実美（ソニン）、貴島勝夫（市川知宏）、雨宮春代（佐々木ありさ）、金田松子（松平春香）、田川岩男（濱尾ノリタカ）、今野康太（櫻井健人）、山本小夏（金井晶）、ラジオアナウンサー［声］（栗田晴行）、黒井雪子（瀧内公美）、係の教師（千葉誠太郎）、面接官（宮島岳史）、白州タキ（青山祥子）、郡山国子（西野優希）、辛島健太郎（高橋文哉）、試験官（小國一俊）、座間晴斗（山寺宏一）、事務員（福田らん。）、宍戸 杏（瀬戸芭月）、元木桃子（西畑澪花）、辺見菊磨（三河悠冴）、瓜田朝雄（八木将康）、カフェの店長（陰山泰）、デッサンモデル（カナキティ）、軍人（養田和裕）、校長（おかやまはじめ）、婦人（松本享子）、若松節子（神野三鈴）、餅田民江（池津祥子）、古山時三（中尾隆聖）、国防婦人会婦人１[36]・婦人１[44][45][48]-[50]（寺島ゆうか）、国防婦人会婦人２[36]・婦人２[44][45][48]-[50]（倉本沙耶）、皆川平吉（藤本健翔）、熊井太一（瀬口直助）、皆川紋吉（宮本輝）、小島紀子（木村日鞠）、若松次郎（中島歩）、兵事係（高橋岳則）、患者（八須賀孝蔵）、患者の妻（伊藤育恵）、有賀 功（下総源太朗）、春日昭彦（大門嵩）、佐藤金太（宮下泰幸）、小島泰平（成田次郎）、小島ウメ（山田里奈）、八木信之介（妻夫木聡）、神野万蔵[50]・神野万蔵 班長[51]-[53][55]（奥野瑛太）、憲兵１（牧野尊）、憲兵２（一之瀬翔真）、准尉（山崎秀樹）、軍曹（松本こうせい）、古参兵 馬場 力（板橋駿谷）、古参兵 甲田 鉄（萩原亮介）、加畑安雄（薄平広樹）、目黒 新（日高由起刀）、島 仙吉 中隊長（横田栄司）、週番士官（松浦慎一郎）、上松庄助（久村優太郎）、下川宗一（三浦和也）、准尉（木津誠之）、友人１（飯田倫太朗）、友人２（田中穂先）、友人３（清水天琴）、仲居（藤間貴月輝）、粕谷将暉 軍曹（田中俊介）、リン・シュエリャン（渋谷そらじ）、宣撫班員１（志村光貴）、宣撫班員２（木村巴秋）、通訳（ブンリュウ・ティ）、村人１（HOJO）、村人２（Ko・H）、衛生兵１（佐野陽一）、衛生兵２（石松太一）、ヤン・チュアンユン（天野眞由美）、少尉（那須佳瑛）、なおきの母（土井玲奈）、なおき（二ノ宮陸登）、看護婦（安藤瞳）、おばさん（会田久美）、医師（井川秀栄）、東海林 明（津田健次郎）、岩清水信司（倉悠貴）、客（小川大二郎）、霧島 了（野村万蔵）、鳥居 出（古河耕史）、露店の女店主（大寺亜矢子）、こども（西牟田笑莉）、おじさん（花ヶ前浩一）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成(1)-(65)）】