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ドラマ 詳細データ続 地方記者(続・地方記者)

『地方記者』は、プロ野球ナイター中継のために夏場の放送を休んでいたが、好評だったので「もう一度やってほしい」との声に応えて1962年に再登場させた。時間は夜10時45分からの45分番組であり、一話一回完結形式をとって、遅い時間帯にじっくり楽しめる番組作りを行った。(制作の)津田(昭)はこの再開にあたって、次のようなことを当時の新聞記者に語った。「さきの『地方記者』は一人の人間の成長や苦労を描いたが、今度の『続・地方記者』では、東海地方のある中都市の大新聞の支局と同県内数ヵ所の通信部を舞台にして、支局長以下7人の記者全員がチームを組み、彼ら全員が主人公になるドラマだ。いま人気のNHK『事件記者』のような派手な社会部・政治部の記者と違って、地方記者の仕事や苦労は知らない人が多い。それだけに、地方記者の地味な活動のうちにあるしみじみとした人間模様を出してみたい。たんに事件を追うだけでなく、そこにある人情味に救いを感じてもらい、視聴者の共感を得たい」 そこで今回のシリーズでは、通俗性を加味するためにユーモアを盛り込んだり、ときにはメロドラマ風にしたりして、仕事の喜びや悲しみを出しているNHKの『事件記者』には見られない連続ドラマにしようとした。レギュラー出演者は、小山田宗徳、安部徹、大辻伺郎、小松方正、中村孝雄、近江俊輔、入江洋佑などであり、朝日新聞の記者が監修するという態勢を整えた。そして、脚本は椎名利夫、船橋和郎、池田一郎、椎名竜治などが担当することにした。この番組は、予想外のところから人気が出てきた。1962年1月(※原著では4月と誤記)に放送開始した『地方記者』に当たりのよさを感じてきたので、同年10月から『続・地方記者』と続けたが、そのとき津田は主題歌をつけたほうがいいと判断、「私の作曲でよければ……」と作曲して番組の冒頭に流した。それが受けたのだ。1963年2月27日の『朝日新聞』の記事「テレビは主題歌でいっぱい」によれば、次のようなプロセスだったと記してある。「『七人の刑事』(TBS)の主題曲は1962年度日本レコード大賞新人作曲賞を受けたし、フジテレビの『テレビドラマ主題歌集』というLP(レコード)も好調な出足。……『続・地方記者』(日本テレビ)の主題歌は、担当の津田昭プロデューサーが作曲した。楽才のあるところから『ひとに頼むより、自分でやったほうが……』と引き受けた。……ほとんど無料奉仕で、スポンサーは経費削減と大喜びだそうだ」当時、テレビは主題歌ブーム。津田の音楽の才能がここで生かされて、彼が作曲した主題歌によって『続・地方記者』は話題を呼び、番組の人気を高め、ヒット番組への道を走りだした。「音楽のよく分かる人はヒット番組を作る」とよくいわれているが、津田は自分の楽才を具体的にドラマ番組の成功に導き、多才な一面を発揮した。【以上、志賀信夫著「映像の先駆者125人の肖像」(2003/03/30発行、日本放送出版協会刊)より引用】。なお第19回「雪国記者」では新潟県大湯温泉周辺でロケを敢行。提供・エーザイ。【放送日時補足】放送枠の変遷は以下のとおり。第1回(1962/10/06放送)~第17回(1963/01/26放送):土曜22:45~23:00放送、第18回(1963/01/31放送)~第28回(1963/04/11放送):木曜22:15~22:00放送、第29回(1963/04/17放送)~最終回・第39回(1963/06/26放送):水曜21:45~22:30。【異説】一部資料では、1963/01/26放送終了と記載されているが誤り。また一部資料では放送回数・全38回としているが誤り。【各回サブタイトル】第1回「初陣記者」、第2回「人情記者」、第3回「あのハムを救え!」、第4回「休刊日記者」、第5回「任侠記者」、第6回「センチメンタル記者」、第7回「大地に育つ娘たち」、第8回「台風記者」、第9回「県境記者」、第10回「支局長ぐらし」、第11回「悲しき殊勲賞」、第12回「ハイウェー記者」、第13回「あの人はどうなった」、第14回「オーケストラ記者」、第15回「雨の夜の女」、第16回「観光記者」、第17回「出前記者」、第18回「宿直記者」、第19回「雪国記者」、第20回「閑ダネ記者」、第21回「三本足記者」、第22回「ポンコツ記者」、第23回「思い出記者」、第24回「選挙記者」、第25回「雪山3号応答なし」、第26回「牛若野望を抱く」、第27回「駐在さん記者」、第28回「次男坊記者」、第29回「美談記者」、第30回「非情記者」、第31回「発電機記者」、第32回「妻の座記者」、第33回「馬鹿野郎支局長」、第34回「悪徳記者」、第35回「人権記者 吉田石松翁苦闘の一ページ」、第36回「栄転支局長」、第37回「暴走記者」、第38回「風船記者」、最終回(第39回)「さらば地方記者」。【役名(演技者)】記者・瀬川次郎(小山田宗徳)、木崎支局長(安部徹)、妻・伸江(山岸美代子)、娘・香世(北林早苗)、むすこ・健太(渡辺国夫)、水上記者(大辻伺郎)、津村記者(小松方正)、勝記者(近江俊輔)、島田記者(中村孝雄)、森山記者(入江洋佑)、小野紀子(一ノ木真弓)、寺田部長刑事(森健二)。【参考文献:読売新聞縮刷版テレビ欄、志賀信夫著「映像の先駆者125人の肖像」(2003/03/30発行、日本放送出版協会刊)】
キー局 NTV 放送曜日 放送期間 1962/10/06~1963/06/26
放送時間 22:45-23:30 放送回数 39 回 連続/単発 連続
主な出演 小山田宗徳(1)-(39)、安部  徹(1)-(12)(14)-(22)(24)-(34)(36)-(39)、大辻 伺郎(1)(2)(4)(5)(7)(8)(19)(21)(24)(25)(28)(29)(32)(35)(39)、入江 洋佑入江 洋祐)(1)(8)(11)(19)(21)(23)-(25)(27)(31)(37)-(39)、山岸美代子(1)(2)(9)-(11)(16)(35)、北林 早苗(1)(9)(10)(16)、渡辺 国夫(1)(20)、小松 方正(1)(4)(7)(19)(31)(38)、近江 俊輔(1)(4)(19)(29)(35)、一ノ木真弓一ノ木眞弓)(1)(29)(38)、村田 良枝(2)、中山 千夏(3)、村上 冬樹(3)、田崎  潤(5)、永井柳太郎(5)、中谷 一郎(6)(28)、矢野  宣(6)、稲葉 義男(6)、川崎 直衛(6)、利根はる恵(7)、北島 まや北島 マヤ)(7)、菅井 一郎(7)、田口  計(8)(30)、田島 義文(8)、尾川 雅野(8)、高木  均(8)、上野富紀雄(14)、W・ページ(14)、宮川 洋一(15)、若宮忠三郎(15)、北沢  彪(15)、左  卜全(17)、花岡 菊子(18)(26)、森  健二(18)(19)(21)、中村  正(18)、熊倉 一雄(19)、中村 孝雄(19)、江畑 絢子(19)、鶴賀 二郎(19)、佐々木 愛(20)、山崎左度子(20)、堀越 節子(20)、浮田左武郎浮田佐武郎)(20)、杉  幸彦(21)、河村 弘二(21)、坂下  登(21)、西村さえ子(21)、リーガル千太(22)、青木 純子(22)、富田浩太郎(22)、市川 和子(23)、青柳美枝子(23)、野々村 潔(24)、遠藤 慎吾(26)、真山 知子(27)(30)、木下ゆず子(27)、大町 文夫(27)、武田  亨(28)、東野 孝彦東野 英心)(28)、鈴木 光枝(28)、小栗 一也(28)、扇  千景(30)、天路 圭子(30)、小林十九二(31)、村瀬 幸子(32)、田浦 正巳(32)、河津清三郎(33)、夏川大二郎(33)、南  道郎(34)、加藤  嘉(35)、渡辺 国夫(35)、中村 孝雄(35)、文野 朋子(35)、谷   晃(35)、植村謙二郎(37)、北原 義郎(37)、高岡奈千子小杉 義男
主な脚本 池田 一朗隆 慶一郎)(1)(17)、大和久守正(19)、椎名 竜治椎名 利夫若杉 光夫高橋 玄洋(35)、船橋 和郎窪田 篤人(39)
主な演出 田中 知巳田中 知己)(1)(17)、川上 衆司(6)(19)(35)、津田  昭野末 和夫(39)、(監修:菅野 長吉斎藤 良輔
局系列 NNN
制作会社 NTV(芸能局)
制作 (製作:津田  昭)
音楽 牧野由多可
主題歌 (作曲:津田  昭

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