里見浩太朗の当たり役〝松平長七郎〟の１年ぶり、３度目の復活。３代将軍・家光の弟で、その将軍の座を争って命を落とした駿河大納言忠長の忘れ形見、つまり家光の甥にあたる長七郎が、大名生活を嫌い、市井の中に入って庶民の敵を斬り捨てる…といった内容はこれまで通り。この第３シリーズでは、長七郎とその従者・三宅宅兵衛（下川辰平）、そして辰三郎（火野正平）らお馴染みの３人が、前作までの瓦版屋に変わり、口入れ屋「浪花屋」の居候となって様々な事件を解決していく。この〝松平長七郎〟、元々は1979年10月からテレビ朝日系で２年半に渡って放映された里見・主演の『長七郎天下ご免！』の主人公であった。その番組終了直後の1982年３月から『松平右近事件帳』で里見がNTV系に移籍し、『新・松平右近』を経て『長七郎江戸日記』として再生されたという曰くつきの番組で、それゆえ里見にとっても思い入れの深いキャラクターであると云える。【以上、「テレビジョンドラマ」（雑誌、齋藤耕路編集、ムーンベース刊）1991年３月号より引用】パート１から通算すると第182回からのスタートとなる。第22回、最終回（第40回）は拡大版のため別記している。第33回「男泣き兄弟盃」は第１シリーズから助監督を務めてきた井上泰治の監督デビュー作。協力：京都・大覚寺(5)(15)(18)。【各回サブタイトル】（括弧内は２回のスペシャル版を除いた回数表記）第１回「将軍が消えた」（1990/10/16放送）、第２回「姉妹かんざし」（1990/10/23放送）、第３回「思い川」（1990/10/30放送）、第４回「ひとつぶの涙」（1990/11/06放送）、第５回「葵小僧推参！」（1990/11/13放送）、第６回「がめつい女？（「女」にルビ「やつ」が付く）」（1990/11/20放送）、第７回「死神をぶっ飛ばせ！」（1990/11/27放送）、第８回「十手も刀も捨てて」（1990/12/04放送）、第９回「赤猫が踊った日」（1990/12/11放送）、第10回「若後家には御用心」（1990/12/18放送）、第11回「傷」、第12回「居候は暴れん坊」、第13回「兄妹芝居涙の花道」、第14回「雪に舞うわらべ唄」、第15回「辰が惚れた女」、第16回「雪女は恋に死ぬ」、第17回「春遠からじ」、第18回「名のれぬ女」、第19回「金十両が厄となる」、第20回「恋しぐれ女スリ」、第21回「罠にかかった長七郎」、第22回「長七郎の陰謀」（スペシャル版のため別データとして収録）、第23回（第22回）「野菊と芋侍」、第24回（第23回）「霊験あらたか！」、第25回（第24回）「夢の通い路」、第26回（第25回）「ふたりの女」、第27回（第26回）「女侠涙の伊達姿」、第28回（第27回）「奇怪なり葵の香炉」（1991/06/04放送）、第29回（第28回）「泪橋越えたら……」、第30回（第29回）「現われた初恋の人」、第31回（第30回）「十手子守歌」、第32回（第31回）「肩よせ合って」、第33回（第32回）「少年は叫ぶ！」、第34回（第33回）「男泣き兄弟盃」、第35回（第34回）「艶姿、剣舞い」、第36回（第35回）「思いやり、回り道」、第37回（第36回）「鳴き砂」、第38回（第37回）「鉄火芸者の心意気」、第39回（第38回）「別れ橋」、最終回・第40回「虫ケラ一匹なればこそ、最後の剣舞い」（スペシャル、別データとして収録）。【役名（演技者）】松平長七郎（里見浩太朗）、青目慎太郎（国広富之）、辰三郎（火野正平）、三宅宅兵衛（下川辰平）、おなつ（東ちづる）、おはる（立花理佐）要町の文次（螢雪次朗）、浪花屋喜久蔵（芦屋雁之助）、柳生宗冬（丹波哲郎）。【参考文献：「テレビジョンドラマ」（雑誌、齋藤耕路編集、ムーンベース刊）1991年３月号】【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成(5)(15)(18)）】
| キー局 | NTV | 放送曜日 | 火 | 放送期間 | 1990/10/16～1991/09/24 |
| 放送時間 | 20:00-20:54 | 放送回数 | 40 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 主な出演 | 里見浩太朗(5)(15)(18)(35)、国広 富之(1)(5)(15)(18)(35)、火野 正平(5)(15)(18)(35)、下川 辰平(1)(5)(15)(18)(35)、東 ちづる(1)(5)(15)、立花 理佐(1)(5)(15)(18)(35)、螢 雪次朗（蛍 雪次朗）(5)(15)(18)(35)、芦屋雁之助(1)(15)(18)(35)、（以下、非レギュラー）丹波 哲郎(1)、野川由美子(1)、宗方 勝巳(1)、三浦 リカ(1)、遠藤 征慈(1)(12)、石倭 裕子(2)、睦 五朗(2)、渡 浩行(2)、外山 高士(2)、芦川よしみ(3)(38)、勝部 演之(3)、伊藤 高(3)、原 一平(3)(22)、桜木 健一（櫻木 健一）(4)、水原 まき（萩原 宣子、水原 麻記、水原 麻紀）(4)、浜田 晃(4)、西山 辰夫(4)、一柳 みる(5)(39)、鶴田 忍(5)、小林 勝彦(5)、唐沢 民賢(5)、北見 唯一(5)、峰 蘭太郎(5)、中嶋 俊一(5)、遠山金次郎(5)、森山 陽介(5)、奔田 陵(5)、小坂 和之(5)、岩井田浩已（岩井田浩巳）(5)、国本 政守(5)、春藤 真澄(5)、根岸 明美(6)、西田 健(6)、佐久田 修（佐久田 脩）(6)、黒田 福美(7)、亀石征一郎(7)、清水 章吾(7)、市川 好郎（市川 好朗）(7)、高沢 順子(8)、丹波 義隆(8)、石山 律雄(8)、高野 真二(8)、高岡 健二(9)(34)、田口 計(9)、丸山 秀美（丸山ひでみ）(9)、原口 剛(9)、蜷川 有紀(10)(37)、高城 淳一(10)、内田 勝正(10)、成瀬 正孝（成瀬 正）(10)、原 日出子(11)、堤 大二郎(12)、片桐 光洋(13)、長谷川稀世(13)、土田 早苗(14)、吉本真由美（吉本真由み）(14)、雨笠 利幸(14)、大塚 良重(15)、坂詰 貴之(15)、小笠原良知(15)、内田 勝正(15)、中井 啓輔(15)、東村 元行（東村 晃幸）(15)、紅 萬子(15)、笹木 俊志(15)、藤沢 徹夫(15)、矢部 義章(15)、壬生新太郎(15)、勇家 寛子(15)、山本ゆか里（山本由香利）(16)、林 美智子(17)、山下 智子(18)、福田 豊土(18)、井上 高志(18)、岡本 早生(18)、早川 研吉(18)、有島 淳平(18)、森下 鉄朗(18)、小谷 浩三(18)、中村 健人(18)、岡田 和範(18)、登 克子(18)、神保 美喜(20)、伊東 達広(20)、浅見 美那(20)、青木 義朗(21)、橋本 功(23)、渡辺 美恵(23)、木場 勝巳(24)、渡辺ちあき(25)、青山 雪菜(25)、優 ひかり(26)、小牧 彩里（小牧かやの）(26)、江見俊太郎(26)、森 幹太(26)、湖条 千秋(26)、平 淑恵(27)、高峰 圭二(27)、日下 由美(28)、余 貴美子(29)、辻 万長（辻 萬長）(29)、中村メイコ(30)、御木本伸介(31)、竹井みどり(32)、不破 万作(33)、杉山 裕紀(33)、一色 彩子(34)、剣 幸(35)、永島 淳(35)、黒田 隆哉(36)、加藤 由美(36)、石山 律雄(38)、富家 規政（冨家 規政、冨家ノリマサ）(39)、嘉島 典俊、佐々山洋一、（擬斗：上野 隆三（東映剣会）(5)(15)(18)）（特技：宍戸 大全(5)(15)(18)）（ナレーター：黒沢 良(5)(15)(18)(35)） | ||||
| 主な脚本 | 小川 英(1)(3)-(5)(8)(9)(15)(18)(21)(26)(35)、胡桃 哲（城 駿一郎）(1)(15)(21)、鈴木 生朗(2)(10)(27)、山田貴美子(3)(18)、井川 公彦(4)(5)(8)、名倉 勲(6)(31)、和久田正明(7)、中野 顕彰(9)、石村 嘉子（藤原 嘉子、藤原緋沙子）(17)(36)、和久田正明(20)、南賀 明子(26)、蔵元三四郎(35) | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 今井 正夫(5)(15)(18)、内堀 雄三(5)(15)(18)、加納 譲治、（プロデューサー補：西牟田知夫）（スチール：深野 隆）（広報担当：難波佐保子） | ||||
| 主な演出 | （監督：齋藤 光正（斎藤 光正、斉藤 光正）(1)(5)(15)、金 鐘守(2)(3)(6)(8)(9)(18)、松尾 正武(4)、小澤 啓一（小沢 啓一）(7)(10)、山下 耕作(20)(21)(26)(27)(31)、井上 泰治(33)(37)、矢田 清巳(35)）（助監督：井上 泰治(5)(15)、梅原 重行(18)）（記録：小川加津子(5)、内藤 幸子(15)(18)） | ||||
| 原作 | 村上 元三「松平長七郎江戸日記」 | ||||
| 局系列 | NNN | ||||
| 制作会社 | （製作：ユニオン映画） | ||||
| 制作協力 | 東映太秦映像、（協力：劔企画(5)(15)(18)） | ||||
| 制作 | （制作担当：山田 勝）（進行主任：進藤 盛延）（演技事務：山下 義明） | ||||
| 企画 | 松岡 明、須永 元(NTV) | ||||
| 音楽 | 菊池 俊輔（菊地 俊輔）、（整音：加藤 正行）（邦楽監修：中本 哲） | ||||
| 主題歌 | 里見浩太朗「宵祭」（作詞：小椋 佳、作曲：TAI、編曲：馬飼野俊一）（ワーナーパイオニア） | ||||
| 撮影技術 | 小林 善和(5)、片山 顕(15)(18)、（照明：大谷 康郎(5)、佐々木政一(15)(18)）（録音：中川 清(5)、木村 均(15)(18)）（編集：河合 勝巳）（計測：原田 国一(5)(15)、作村 龍二(18)）（現像：イマジカ） | ||||
| HP | |||||
| 美術 | 三浦 鐐二(5)(18)、栗崎 元成(15)、（衣装（衣裳）：米田 稔(5)(15)、東京衣裳(18)）（装置：和田 順吉(5)、木村倉次郎(15)、村上 裕之(18)）（装飾：三木 雅彦）（小道具：高津 商会）（美粧結髪：東和美粧）（かつら：山崎かつら） | ||||
