弱きを助け、強きを挫く！情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の第27回。江戸の街に美女をおとりにして金を奪う新手の辻強盗が続出した。伝七（中村梅之助）は、奉行所の威信にかけても早急に曲者を捕えるよう命を受ける。見回り中の勘太（高橋長英）に、辻強盗に襲われた宗吉（和田一壯）が助けを求めてきた。現場に急ぐ勘太は、途中で女と出会う。なんとその女は勘太の幼なじみのお島（鮎川いづみ）なのだ。懐かしさでいっぱいの勘太。だが、背後に現われた侍に当て身をくらい、勘太は気絶してしまう。【以上、BS日テレ広報資料より引用】連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第27回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、がってんの勘太（高橋長英）、かんざしの文治（今村民路）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、小春（和田幾子）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、早瀬市之進（北相馬宏）、お玉（呉恵美子）、今西（伊藤孝雄）、お島（鮎川いづみ）、石毛（矢吹渡）、佐山（河井憲）、林田（横井徹）、茂吉（河村憲一郎）、辰造（井口義亮）、宗吉（和田一壯）、木島（久本昇）、お粂（橋本菊子）、番頭（大野広高）、近江屋（永谷悟一）、源次（高橋義治）、佐吉（そがべなみを）、畳屋（中川秀人）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】