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ドラマ 詳細データあの波の果てまで(あの波の果てまでも…誤り、あの波の果まで)

美しさと醜さの絡み合った人間関係の中で、愛情こそ人間の生きる最後のよりどころであるというテーマのもとに、ヒロインの喜び、失意、苦難の道を描くメロドラマ。志摩半島を発端に北海道から九州に至るまで各地にロケーションを敢行。「日本教育テレビで毎週金曜日の夜八時から放送している連続ドラマ『あの波の果てまで』は、映画「君の名は」のテレビ版として注目されているが、特に家庭の中年婦人には人気があるようだ。このドラマの特色は豪華なキャストとロケーションの多いこと、それにもう一つ連続ドラマとしては初めての45分ものという点も魅力になっているようだ。ヒロイン江沢千秋に馬淵晴子をはじめ、父親庄造に佐野周二、母親さとに堀越節子、生みの親丹野美奈子に坪内美詠子、そのパトロンに柳永二郎、千秋の相手役佐竹竜一に牧真史のほか川喜多雄二、三浦光子、宮裕子など新旧スターがざっと二十人近くも出演している。このドラマはまだスタートして三ヵ月余りしかたっていないが、四月の志摩半島を皮切りに、五月は日光、六月には北海道と舞台を転々と変えていることなど、他のドラマには見られないスケールの大きさが感じられる。『あの波の果てまで』という題名は強い不変の愛情をうたったものだといわれ、物語の話題も善男善女が愛していながらなかなか結ばれない、いわゆる「スレ違い」がストーリーの中心になっている。作者の大林清はテレビの連続ドラマは初めてですと前置きしながらこう語る。「だいぶ前のことですが伊勢の志摩へ旅行したとき、真珠養殖を見学し非常に興味を覚えた。この真珠養殖を舞台にした人間模様を描いてみたかった。まあスレ違いといっても意味のないスレ違いではもうあきられる。だから、だれもが見ても納得のいくようなスレ違いを描いてみたいと思う。従来の考えるドラマから陶酔のできるドラマへというのが私の念願なのですが…」また担当の植野晃弘ディレクターは「いままでテレビのメロドラマはタブーといわれるくらい失敗が多かった。といって、いつまでもホームドラマやコメディーばかりやっていくわけにはいかない。そこでなんとか成功できる方法はないかと考えたあげく、大林さんに依頼したわけです。舞台も志摩をはじめ各地に移動させ、風景描写の可能性を打ち出していきたいと考えているのです。そのためロケ地も八月は鎌倉、九月は京都、大阪、十月は九州と予定し、さらに将来はハワイ、香港、シンガポールなど海外にも出掛ける計画を立てています。連続ドラマといっても途中から見てもわかるような演出をすることがこれからの私の課題なのです」といっている。このドラマには二つのエピソードがある。それは主役を演じている馬淵晴子と牧真史の二人だ。馬淵はいままでNHKの専属だったのをこのドラマに出るため本数契約制に改め、日本教育テレビの専属となった。彼女は「お陰さまでファンレターもたくさんふえ、やりがいがあります」と喜んでいる。しかも役柄は地でいけるものだけに、だいぶプラスになっているようだ。また初めてという主題歌も吹込んですっかりエツに入っている。一方の牧真史はこのドラマ出演を契機に四年間いた日活をやめ、名前も「真介」から「真史」と改名するという熱の入れかただ。【この項、朝日新聞1959/07/16付「人気番組うらおもて」より引用】」本ドラマのヒットを受けて、劇場映画版も製作された。放送枠は1960/05/09から月曜22:00~22:45に移行。提供:武田薬品工業。【参考資料:書籍「テレビ朝日社史ファミリー視聴の25年」(1984/02/01テレビ朝日刊)、書籍「劇団ひまわり30周年史」(1981/09/22発行、発行所:株式会社劇団ひまわり)】

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