徳川幕府は江戸の治安を守り、凶暴な悪の群れを取り締まるため、火付盗賊改方という特別警察を設けていた。この盗賊改方の長官が鬼の平蔵と謳われた長谷川平蔵である。若き頃、放蕩無頼の生活を送っていた平蔵は、世情に通じ、また腕利きの密偵を配下に置き、江戸の町を震撼させる盗賊に立ち向かっていく。【以上、時代劇専門チャンネル広報資料より引用】江戸時代後期に実在した組織・火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵が活躍。原作者・池波正太郎は本作の主演・松本幸四郎をイメージして執筆した。通常の捕物時代劇にはない細やかな人間の機微が描き込まれた味わい深い佳編。開始当初はモノクロで、第27回「五年目の客」よりカラー化された。【異説】一部資料では放送終了が1970/12/28と記載されている。【各回サブタイトル】第一回「血頭の丹兵衛」、第二回「四度目の女房」、第三回「谷中いろは茶屋」、第四回「蛇の眼」、第五回「怪談さざ浪伝兵衛」、第七回「暗剣白梅香」、第六回「本所、桜屋敷」、第七回「暗剣白梅香」、第八回「密偵（いぬ）」、第九回「唖の十蔵」、第十回「女掏摸お富（「掏摸」にルビ「めんびき」が付く）」、第十一回「老盗の夢」、第十二回「妖盗葵小僧」、第十三回「埋蔵金千両」、第十四回「お雪の乳房」、第十五回「むかしの女」、第十六回「駿州宇津谷峠」、第十七回「熊五郎の顔」、第十八回「市松小僧始末」、第十九回「霧（なご）の七郎」、第二十回「山吹屋お勝」、第二十一回「浅草御厩河岸」、第二十二回「血闘」、第二十三回「罪」、第二十四回「八丁堀の女」、第二十五回「男の毒」、第二十六回「井筒屋おもん」、第二十七回「五年目の客」、第二十八回「縄張り」、第二十九回「麻布ねずみ坂」、第三十回「盗法秘伝」、第三十一回「女の毒」、第三十三回「鬼坊主の花」、第三十四回「むかしの男」、第三十五回「情炎」、第三十六回「白痴（こけ）」、第三十七回「おみね徳次郎」、第三十八回「敵（かたき）」、第三十九回「猿の銀次郎（「猿」にルビ「ましら」が付く）」、第四十回「かわうそ平内」、第四十一回「白浪看板」、第四十二回「恋文」、第四十三回「うんぷてんぷ」、第四十四回「おみよは見た」、第四十五回「夜鷹殺し」、第四十六回「しかえし」、第四十七回「運の矢」、第四十八回「密通」、第四十九回「神田明神裏」、第五十回「かまいたち」、第五十一回「艶婦の毒」、第五十二回「乞食坊主」、第五十三回「おせん」、第五十四回「色と欲」、第五十五回「深川、千鳥橋」、第五十六回「金太郎そば」、第五十七回「お菊と幸助」、第五十八回「雨の湯豆腐」、第五十九回「おっ母、すまねぇ」、第六十回「罠（わな）」、第六十一回「あほうがらす」、第六十二回「罪ほろぼし」。【役名（演技者）】長谷川平藏（松本幸四郎）、三沢仙右衛門（藤田進）、お勝（久我美子）、木村忠吾（古今亭志ん朝）、山田市太郎（池田駿介）、酒井祐助（竜崎勝）、伊三次（堺左千夫）、霧の七郎（井上昭文）、関宿の利八（中村敦夫）、政（平井昌一）、弥吉（宮川洋一）、井筒屋徳兵衛（川合伸旺）、近藤市五郎（桑山正一）、小柳安次郎（小鹿敦）、宗次郎（松原光二）、松蔵（福山象三）、おもん（水上竜子）、山崎国之進（北川陽一郎）、源太（大塚崇）、芳松（小笠原優悦）、安吉（帆足敏）、竹内孫四郎（市川五百蔵）、おもん（佐藤友美）、政蔵（田村錦人）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成(20)(26)(60)）】
| キー局 | NET | 放送曜日 | 火 | 放送期間 | 1969/10/07～1970/12/29 |
| 放送時間 | 21:00-21:56 | 放送回数 | 65 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 主な出演 | 松本幸四郎（八代目松本幸四郎、二代目松本純蔵、五代目市川染五郎、初代松本白鸚）(20)(21)(26)(34)(36)(60)、古今亭志ん朝（三代目古今亭志ん朝、古今亭朝太）(2)(3)(14)(16)(20)(24)(28)(30)(42)、竜崎 勝（龍崎 勝）(20)(21)(60)、淡島 千景(1)(34)、池田 駿介(17)(21)(26)(34)(60)、平田 昭彦(25)(32)(34)(36)、市川 中車(1)、牟田 悌三(1)-(4)、林 与一(2)、林 美智子(2)、春川ますみ(3)、西村 晃(4)、川口 小枝(4)(18)、小池 朝雄(4)、前田 吟(5)、見明凡太朗(5)(40)、ひし美ゆり子(5)、矢野 昭(5)(32)、浜 木綿子(6)、加東 大介(6)(7)(27)(29)、江原真二郎(7)、中谷 一郎(8)、横森 久(8)、堺 左千夫(8)(26)(60)、古谷 一行(8)、田中 邦衛(9)、赤沢亜沙子(9)、清水 良英(9)、宇都宮雅代(10)、大出 俊(10)、細川 俊之(10)、加藤 武(10)、根岸 明美(11)、沢村いさ雄(11)、山形 勲(11)、早川 保(12)、市村 俊幸(12)、桜田千枝子(12)、左 時枝(13)、菅井 一郎(13)、玉川伊佐男(13)、成合 晃(13)、太地喜和子(14)、飯沼 慧(14)、江見俊太郎(15)、本間 文子(15)、沢村 貞子（澤村 貞子）(15)、三上真一郎(16)、田中 春男(16)、池田 忠夫(16)、鮎川 浩(16)(50)、如月 寛多（如月 寛太）(17)、土屋 嘉男(17)、磯村みどり(17)、田村 錦人(17)、柴田 光彦（柴田 侊彦）(18)、井上 昭文(19)(20)、北村 和彦(19)、藤田 進(19)(20)、松風はる美（松風 涼子、松風光月代、松風利栄子、松風はるみ）(19)(49)(60)、山本 正明（山本 磯六）(19)、久我 美子(20)、中村 敦夫(20)、平井 昌一(20)、宮川 洋一(20)、木村 俊恵(21)、香川 良介(21)、西沢 利明(21)、市川五百蔵(21)(36)(60)、北村陽一郎(21)、灰地 順(21)、河村憲一郎(21)、富士真奈美（富士眞奈美、冨士真奈美、冨士眞奈美）(22)(44)、山本 耕一(22)、巌 金四郎（巖 金四郎）(22)、天本 英世(22)、弓 恵子(23)、宮坂 将嘉(23)、柏木由紀子(24)、清水 彰(24)、矢野 純子(25)、藤木 悠(25)、川合 伸旺(26)、桑山 正一(26)、小鹿 敦（小鹿 番）(26)(31)、松原 光二(26)、福山 象三(26)(43)、水上 竜子(26)、北川陽一郎(26)(34)(60)、大塚 崇(26)、小笠原優悦(26)、帆足 敏(26)、小川真由美(27)、織本 順吉(27)、五月 晴子(27)(41)、九重ひろ子(27)、宮口 精一(28)、船戸 順(28)、鵜沢 秀行（鵜澤 秀行）(28)、田崎 潤(29)、井上 孝雄(29)、花沢 徳衛(30)、佐々木孝丸(30)、須藤 健(30)、稲葉まつ子(30)、水沢 摩耶（水澤 摩耶、水沢 麻耶）(30)、浅野進治郎(31)、戸田 皓久(31)、西尾美恵子(31)、沢 りつお（沢 リツオ）(31)(58)、本郷 淳(32)、吉行 和子(32)、三波 伸介（初代）(33)、戸塚 睦夫(33)、伊東 四朗(33)、山吹まゆみ(33)(36)、入江 若葉(34)、徳大寺 伸(34)、田島 義文(34)、河原崎次郎(34)、熊野 隆司(34)、浜田 晃(34)、里木左甫良（里木佐甫良、里木 三郎）(34)、塩島 昭彦(34)、原田大二郎(34)、赤座美代子(35)、服部 演之(35)、青野 平義(35)(57)、垂水 悟郎(36)、稲野 和子(36)、増田 順司（増田 順二）(36)、今村 源兵（今村 原兵）(36)、和田 文夫(36)、小池 明義(36)、岸井あや子（初霜 菊子）(36)(37)(61)、小高まさる(36)、佐藤 友美(36)、新田 昌玄(37)、金井 大(37)、渚 まゆみ(38)、植村謙二郎(38)、柳生 博(38)、多々良 純(38)、江波多寛治（江幡 高志、江波多寛児、江波多寛志）(38)、大前 亘(39)、三條 美紀（三条 美紀）(40)、中村 竹弥(40)、葉山 葉子(41)、渡辺 高光（大沢萬之价、大沢萬之介）(41)、菅 美知子(41)、田武 謙三(42)、加賀 邦男（舟波邦之介、舟波邦之佑）(42)、下川 辰平(42)、長谷川明男(42)、館 敬介（舘 敬介）(42)、瀬畑佳代子(42)、川島 育恵(43)、高津 住男(43)、しめぎしがこ（標 滋賀子、しめぎ・しがこ）(43)、栗崎ちか子(43)(46)(60)、砂塚 秀夫(44)、長浜 藤夫(44)、此島 愛子(44)、久保美芸子(44)、佐田 豊（佐田 豊二、佐田 豊彦）(45)、矢野 陽子（矢野 洋子）(45)、石川 冷（石川 鳳堂）(45)、由起 艶子（幸 つや子、由紀 艶子）(46)、貫 恒美（貫 恒実）(47)、真屋 順子(50)、三條 泰子（三条 泰子）(55)、宮本 信子(56)、露口 茂(56)、見明凡太郎(56)、龍岡 晋(56)、高原 駿雄(56)、大塚 国夫(56)、今福 正雄(56)、河野 弘(56)、三田松五郎(58)、石山 雄大(60)、鈴木 瑞穂(60)、寺田 路恵(60)、高杉 哲平(60)、北村 勝造(60)、木村 博人(60)、石島房太郎(62)、小栗 一也(62)、納谷 悟朗(64)、土田 早苗、工藤堅太郎、風見 章子、寺尾 聡（寺尾 聰）、武内 亨、岸田 森、 | ||||
| 主な脚本 | 柴 英三郎(1)(12)(24)、野上 龍雄(2)(5)(7)(20)、井手 雅人(3)(6)(8)(11)(27)(30)(32)、永井 素夫(3)(30)、田坂 啓(4)(17)(33)(56)、名倉 勲(8)、下飯坂菊馬(9)(41)、池田 一朗（隆 慶一郎）(13)(19)、新藤 兼人(14)、安倍 徹郎(15)(16)(21)(26)(34)、小川 英(18)(22)(31)、桜井 康裕（櫻井 康裕）(23)(25)(35)(40)(43)(44)、服部 一久(27)、早坂 曉（早坂 暁）(28)、松本 昭典(29)、安藤日出男(36)、廣澤 榮（広沢 栄）(37)、米谷 純一(38)、棚田 吾郎(42)(60)、佐藤 昌子(60)、伴田 允（伴田 充）(62) | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 宮崎 慎一、市川 久夫、香取 雍史、（プロデューサー補：野口 光一） | ||||
| 主な演出 | （監督：高瀬 昌弘(1)(6)(12)(15)(21)(24)、小野田嘉幹(2)-(4)(8)(9)(19)(20)(27)(28)(32)(37)(41)(43)(56)、小林 恒夫(5)(7)(17)(18)、吉村公三郎(10)(14)(62)、渡邊 祐介（渡辺 祐介）(11)(30)(33)、古川 卓己（古川 卓巳）(13)(16)(31)、船床 定男(22)、野長瀬三摩地(23)、土居 通芳(25)(26)(34)(35)、久松 静児(29)(40)(42)、小松 幹雄（小松 幹夫）(36)(38)(44)、田中 徳三(60)）（助監督：小俣 堯(20)(33)、宮越 澄(26)(35)、鎌倉 悦男(36)、石井 竹彦(60)）（殺陣：久世 竜(20)(26)(60)、宇仁 貫三） | ||||
| 原作 | 池波正太郎（文藝春秋刊、オール読物連載） | ||||
| 局系列 | ANN | ||||
| 制作会社 | （制作：東宝株式会社（東宝）、NET、国際放映（クレジット表示なし）） | ||||
| 制作 | （制作担当者：岩田 勲夫） | ||||
| 音楽 | 山下 毅雄、（整音：成田 茂(20)(26)、豊田 博(60)） | ||||
| 撮影技術 | 和栗 惣治(20)(60)、小泉 福造(26)、小泉 一、（照明：山口 偉治(20)(26)、大野 晨一(60)、平野 清久）（録音：竹口 一雄(20)(26)(60)、沼田 春雄）（編集：神島 帰美）（現像：東洋現像所） | ||||
| HP | |||||
| 美術 | 小汲 明、（衣裳：京都衣裳） | ||||
