JNN系列５社が輪番形式で共同制作した作品の第２章。「「『愛と人間』の第二話は大阪が舞台。和子（長山藍子）の兄で、定年を来年に控えた吉沢彦一（山内明）の退職問題を軸に、家庭を守るため理不尽な勇気をふりしぼる平凡な父親の生きざまを描く。一年後に定年を控えた彦一に総務部長（西山辰夫）から、不況を口実に希望退職の要請があった。結婚前の娘・久美（沢田雅美）や就職がまだ決まらない息子・肇（江藤潤）のためにも、彦一はまだ頑張らねばならなかった。窮地に追い込まれた彦一は、部下四人の免職と引き換えに五年の定年延長を会社に提案する。【この項、毎日新聞1978/01/15付より引用】」