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ドラマ 詳細データ分水嶺

高級クラブに行った男が、昔の恋人を見かける。しかし彼女は5年前遭難死しているはずだった。山で展開の愛のドラマ。【以上、書籍「テレビドラマ全史」(東京ニュース通信社刊)より引用】「山地の降雨を東西南北の沢に分流する嶺を分水嶺という。運命の、そんな流れに運ばれることになった女二人の奇しき愛の軌跡をサスペンス・タッチで描こうというメロドラマだ。井沢良介(近藤正臣)は将来を約束された建築設計事務所の所長だ。妻・佐智子(梶芽衣子)が建築学の権威、榊原教授(山村聡)の娘という後楯もある。ある夜、誘われるままに出向いたバーで井沢は芳江(香山美子)に会って目を見はった。酒びたりのこのホステスは、かつての彼の婚約者、瀬川阿紀に生きうつしなのだ。だが彼女に井沢の記憶はない。阿紀は記憶喪失の女だった――。回想シーンを織り込みながらドラマは進行する。五年前、女子大生だった阿紀との出会い。そして佐智子と阿紀と三人で連れ立って登った甲武信岳(こぶしがたけ)の追想。だが山頂で二人を待つ井沢に届いたのは「阿紀、行方不明」の知らせだった。捜索も空しく、ついに阿紀の姿はどこにもなかった――。記憶喪失ドラマはもはや珍しいものでない。記憶喪失を柱に展開するドラマの筋も、大方の想像の域を出るものではない。にもかかわらず阿紀、芳江にふんする香山美子の〝女優の魅力〟が設定の巧みさを加えて古さを感じさせない。欲をいえばサスペンスを意識するあまりか、演出の過剰が語り不足、描き不足となりドラマの流れを阻んでいる。【この項、毎日新聞テレビ欄「視聴室」より引用(署名:石)】」協力:東通。ロケーション協力:奥秩父 大滝村、民宿 甲武信。【役名(演技者)】芳江・瀬川阿紀(香山美子)、井沢良介(近藤正臣)、井沢佐智子(梶芽衣子)、野口(勝呂誉)、橘 仙吉(内田朝雄)、榊原教授(山村聰)、宏子(藤間紫)、洋子(ロミ山田)、良介の学生時代の友人・平九郎(石浜朗)、野口の愛人・春江(片桐夕子)。【データ協力:えふ】
キー局 MBS 放送曜日 放送期間 1977/09/07~1977/11/30
放送時間 22:00-22:55 放送回数 13 回 連続/単発 連続
番組名 テレビドラマ
主な出演 香山 美子(1)-(13)、近藤 正臣(1)-(13)、梶 芽衣子(1)-(13)、勝呂  誉(1)-(5)(8)-(11)、内田 朝雄(1)-(7)(9)-(11)(13)、山村  聰山村  聡)(1)(2)(5)(7)(11)-(13)、藤間  紫初代藤間紫)(2)(3)(5)(7)-(11)、藤江 リカ(2)(3)、ロミ 山田(3)(4)(6)-(8)(12)、石浜  朗石濱  朗)(4)-(7)(10)(13)、加茂さくら(4)(6)(9)(11)(12)、片桐 夕子(6)-(8)(10)(12)、友 加代子(8)、高峰 圭二(9)(13)、井原千寿子(9)(13)、吉田 良全吉沢由美子、(山岳指導:千島 兼一)(ナレーター:井上 孝雄、)
主な脚本 高橋 玄洋(1)
主なプロデューサ 財前 定生(MBS)、加藤 哲也松竹芸能
主な演出 鈴木 晴之(1)、(演出補:鶴間 和夫
原作 高橋 玄洋
局系列 JNN
制作会社 松竹芸能、MBS
制作 (制作補:矢崎 敏典)
音楽 渡辺 岳夫、(効果:青木 勝彦
主題歌 ヒデとロザンナ「追想」(作詞:松任谷由実、作曲:出門  英
撮影技術 (技術:島崎 孝雄)(カメラ:川田 万里)(照明:上島 忠重)(音声:宮沢 徳次
美術 (美術デザイン:椎葉 禎介)(美術制作:鈴木 奉一)(化粧:ユミ・ビュアクス)(タイトル:須々木克企

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