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ドラマ 詳細データ3周年記念第四弾! 十年~妻が夫を裏切った日!京都祇園祭と大文字の炎に身を焦がす女・裏切りと殺人…それぞれの愛し方

漆原製作所社長・漆原和樹(大杉漣)は、末期がんに冒されている妻・冴子(風吹ジュン)のある秘密を探るため、京都・高雄の神護寺に向かっていた。治る見込みのない妻の闘病生活を支え、病院でも仲睦まじいと評判の夫婦仲に何の疑いもなかった和樹だったが、ある1枚のメモが妻への疑惑を抱かせた。6月上旬、一時退院していた冴子の再入院が決まり、荷物の準備をしていた和樹は、冴子の手帳から落ちた1枚のメモを拾った。そこには「平成十五年七月二日 神護寺 十時 直彦 平成五年七月二日」と書かれていた。和樹の脳裏に、冴子の「7月2日までには外出できるかしら」という意味ありげな言葉が浮かぶ。和樹はこのメモに書かれた「直彦」と冴子は互いに思いを残しながら別れ、十年後に会う約束をしたのではないかと勘繰り、冴子の高校時代からの親友・北山久仁枝(藤真利子)に、冴子の過去について聞くが、「直彦」についての情報は得られなかった。そして和樹は、京都に行けない冴子の代わりに約束の時間、約束の場所へ行くつもりだと話す。久仁枝は「行かない方がいい」と止めるが、和樹は「冴子が約束を守らない女じゃないことを証明したい」と聞き入れない。そこには嫉妬の思いもあった。7月2日、10時に和樹は神護寺に赴いた。和樹は1時間待ったが、「直彦」は現れず、半分ホッとした気持ちで帰ろうとする。ところがその時、「冴子さんと関わりのある方でしょうか?」と一人の女(寺島しのぶ)に声をかけられる。女は「田中直彦の義理の妹」で、「溝口由喜子」と名乗った。由喜子もまた、義兄が来られない代わりに来たという。由喜子の話では今年4月、交通事故で入院した義兄・直彦から「平成十五年七月二日 神護寺十時 冴子」と書かれたメモを渡され、「昔の恋人と思いが変わっていなければ、10年後に会う約束をしている」と聞かされた。直彦はその10日後、亡くなった。直彦と冴子は、由喜子の父が嵐山で経営していた会計事務所の所員と、取引先の工場長の娘という関係で知り合ったが、当時、直彦は由喜子の姉と結婚していて冴子とは不倫関係にあり、2人は別れたのだ、という。その夜、和樹と由喜子はバーで酒を飲みながら互いの身の上話をする。言いようもない嫉妬と腹立たしさを隠せない和樹に対し、由喜子は妻に対する愛情の深さを感じ「羨ましい」と言う。由喜子は、暴力夫から逃げているのだという。2人は心の隙間を埋めるように、惹かれあうものを感じる。和樹と由喜子は、7月5日、再び京都で落ち合った。2人は自然にホテルに向かうが、ホテルの前で和樹は、由喜子が駐車場で女を乗せて走り去る男に気を取られているのに気付く。しかし「知り合いか」と尋ねると、由喜子は否定した。その夜、2人は一夜をともにし、再び12日に会う約束をして別れる。 和樹が帰郷した2日後、冴子が息を引き取った。最後の言葉は「ありがとう。ごめんね」だった。冴子が亡くなった日、京都・嵐山の保津川上流で身元不明の男性の死体が発見された。死後1~2日経過しており、体中に傷があったことや、死体が水を飲んでいなかったことなどから他殺と断定された。一方、和樹は由喜子との再会を祇園祭の宵山で賑わう16日に変更した。しかし約束の場所に由喜子は現れず、携帯も繋がらない。和樹は竹井 守(遠藤憲一)の探偵事務所に由喜子探しの調査を依頼する。ところが、嵐山に「由喜子」という娘のいる会計事務所はどこにも存在しなかった。由喜子の身の上話が嘘なのだとすれば、冴子と直彦の話も嘘なのか? 和樹は訳がわからなくなってしまう。京都の夜道を歩きながら、和樹は身元不明の殺人事件の被害者の似顔絵を目にする。それは由喜子がホテルの前で気を留めていた男だった…。【以上、テレビ東京広報資料より引用。補足・練馬大根役者】「「女と愛とミステリー」3周年記念第4作(シリーズ全体では第143回)。テレビ東京では1/28(水)20:54-22:48、「水曜 女と愛とミステリー The tales of selected mysteries」枠で放送された。【以上、文・練馬大根役者】」ロケ協力・関西医科大学付属洛西ニュータウン病院、辻製作所、KTPコーポレーション、京福電気鉄道、京都大覚寺、大椿山六道珍皇寺、膳處漢ぽっちり、宮脇賣扇庵、近鉄百貨店桃山店、ホテル嵐亭、ホテル平安の森京都、リーガロイヤルホテル京都。特機・春田 耕一。車輌協力・SHOW CAR PRO ONO。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】
キー局 BSジャパン 放送曜日 放送期間 2004/01/25~2004/01/25
放送時間 21:00-22:54 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 女と愛とミステリー The tales of selected mysteries
主な出演 大杉  漣風吹ジュン寺島しのぶ藤 真利子三浦 浩一本田博太郎遠藤 憲一津嘉山正種寺島  進南條 瑞江南條みづ江)、赤坂 七恵石丸謙二郎河原 さぶ蟹江 一平高江 暢子松尾 勝人平澤 洋爾和田聡一郎藤井日菜子嶋田良太郎中島 多朗矢野ひろしやの ぱん)、南出 謙吾大西多摩恵、(協力・エクラン演技集団
主な脚本 金子 成人
主なプロデューサ (チーフプロデューサー・小川  治(TX))(プロデューサー・武田  功)(プロデューサー補・三好 英明)(番組宣伝・笹原 七重(TX))(スチール・桂  秀也
主な演出 (監督・井上  昭)(タイトルバック・naked inc.)(助監督・井口 誠一中谷 昌義中  治人村田 慎也)(スクリプター・竹内美年子
原作 小杉 健治「十年」
局系列 TXN
制作会社 松竹、TX、BSジャパン
制作協力 (製作協力・松竹京都映画)
制作 (製作主任・高坂 光幸)(演技事務・城野 浩人)(製作進行・高垣 之寿、砥川 元宏、浜野 拓哉)
音楽 川崎 真弘、(音楽協力・テレビ朝日ミュージック)(効果・藤原  誠
主題歌 (エンディングテーマ曲・中森 明菜「Days」(作詞・中森 明菜、作曲・織田 哲郎、編曲・武部 聡志、(ユニバーサルミュージック)))
撮影技術 江原 祥二南野 保彦山本浩太郎、(照明・土野 宏志香川 一郎江川 敏則奥田 祥平大国谷光雄)(録音・河合 博幸松本  悟清水 貴幸川原 聖史)(撮影技術・川楠 敏之)(編集・国井 弘一)(調音・上床 隆幸)(VTR編集・IMAGICAウェスト
HP
美術 古賀 次郎佐藤絵梨子、(装飾・中込 秀志木下  保奥  利暁)(スタイリスト・林  洋子久保 響子)(ヘアメイク・滝波 麻子松井 悦子)(衣裳・松竹衣裳)(メイク・八木かつら)(小道具・高津商会)(持道具・京阪商会)(装置・新映美術工芸)(タイトル・安居院一展

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