心中を決意した男女が、毒と間違って風邪のトンプクを飲むというストーリー。出来も良かったようで「花登さんがテレビに興味を持つようになったのはその時だろう」と芦屋小雁は推測する【以上、読売新聞大阪本社文化部・編「上方放送お笑い史」（読売新聞社刊）より引用】。OSミュージックホールの座付作者だった花登筐の初期テレビ作品で、OTVの開局前のサービス放送でオンエアされた。これがOTVが制作したはじめてのドラマという情報もある。なお、実際の放送では、三浦策郎の代わりに、安宅珠晃が出演したとの情報や二人とも出演しているとの情報もあり、併記している。【参考資料：書籍「上方放送お笑い史」（読売新聞大阪本社文化部・編、読売新聞社刊）、書籍「私説大阪テレビコメディ史」（著者：澤田隆治、2017/08/05初版第一刷発行、筑摩書房刊）】