日本には珍しいアクの強いドラマであった。短期間の放送とはいえ、印象が強烈で、「戦後に強くなったのは女と靴下」という当時の表現をそのまま絵にしたようなシチュエーション・コメディである。【以上、小林信彦・著「現代＜死語＞ノート」岩波新書刊より引用】。1961年に「東レ サンデーステージ」枠で単発ドラマとして放送され好評だった『男嫌い』を連続ドラマ化したもの。４姉妹と末っ子の師弟愛を通して、女性の目からみた男性批判をコミカルなタッチで描く。好評を博したため、正続２編映画化された。「カモね」「そのようョ」「まあネ」「ムシる」「カワイ子ちゃん」などの流行語を生んだ。このうち「カワイ子ちゃん」とは、年下のかわいい男性をさす。横山道代が劇中で使ってはやらせた。一部資料では1964/04/09放送終了と記載されているが誤り。提供・いすゞ自動車。
| キー局 | NTV | 放送曜日 | 火 | 放送期間 | 1963/04/16～1964/04/07 |
| 放送時間 | 21:45-22:15 | 放送回数 | 52 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 主な出演 | 越路 吹雪、淡路 恵子、岸田今日子、横山 道代、谷 啓、杉浦 直樹、益田 喜頓、植木 等、ハナ 肇(7)、渥美 清(8)、坂本 九(38)、ジェリー藤尾、田代 信子（たしろ之芙子）、八木柊一郎、仲谷 昇(38)、名古屋 章(38)(52)、森 雅之(52)、永井 智雄(52)、北村 和夫(52)、井川比佐志(52)、南原 宏治（船上 爽、南原 伸二）(52)、山田 吾一(52)、田浦 正巳(52)、石黒 達也(52)、岡田 真澄（岡田 眞澄）(52)、早川 保(52)、高橋 昌也(52)、平 幹二朗(52)、 | ||||
| 主な脚本 | 八木柊一郎(8)、福田陽一郎（伊奈 洸）、松木ひろし、西島 大(38) | ||||
| 主な演出 | 福田陽一郎（伊奈 洸）(8)(38)、（演出助手・山本 道夫(FM)、児島 三郎(FM)、原 薫太郎(AD)、久我(MA)） | ||||
| 局系列 | NNN | ||||
| 制作会社 | 東宝、NTV、（代理店：大広） | ||||
| 制作 | 池田 義一 | ||||
| 音楽 | 山本 直純、（音響効果・岩味 潔） | ||||
| 撮影技術 | （技術TD・野口 博）（カメラ・CC 矢島、藤原 雄三、斉藤 智徳、工藤 恂児、北川 晴郎）（音声・斉藤喜久雄）（ミキサー・杉浦 賢俊）（ブーム・掛川陽三郎）（照明・相馬 清三） | ||||
| 美術 | （装置・河野 国夫）（美術進行・斉藤 徹）（衣裳・山崎 優）（メーキャップ・花渓 慶子）（タイトル・土屋 昭雄） | ||||
