日吉丸の出世物語。本作に出演した山内八郎氏が著書で東伸テレビ映画の躍進に触れて本作を回顧している。「1963年には伏見扇太郎主演『戦国大統領』でした。社長、素人やし、金のことは心配するな、そう言われますと、映画と同じ気持ちになって、スタッフは贅沢、言うだけ言って撮っておりました。テレビは映画と違って予算は決まってる。映画は良い作品作って、客の入りよかったら、オーバー分はする取り戻せるが、テレビはそうはいかん。予算に合わなんだら赤字です。だんだん、首が回らんようになって来た。【この項、山内八郎・高瀬昌弘著「八っちゃんの撮影所人生」（1998/02/25、フィルムアート社刊）より引用】」【参考文献：山内八郎・高瀬昌弘著「八っちゃんの撮影所人生」（1998/02/25、フィルムアート社刊）】