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ドラマ 詳細データ彦市ばなし

銀座スタジオからの生放送。ぶどうの会がはじめてテレビに登場した作品とされている。「「彦市ばなし」を引き受けたぶどうの会では、四月十一日の本番に備え稽古を積んだ。銀座スタジオからの生放送である。仕込みをすませ、十四時からスタッフ総見の立稽古、「カメラ割り」等確認の打ち合わせ、夜七時からカメラリハーサル。これが問題続出で、二台のカメラが長いケーブルを引っ張って移動するので、ケーブルがからまり、ストップしてしまう。スタッフが慣れてない。動かない、臨機応変とはいかない……怒号が飛び交う始末、役者もどう撮られているのか分からず右往左往するばかり……夜九時本番に間に合わないぞとみんなが青くなったとき、急報が飛び込んできた。前の番組、世界卓球中継が押したので一時間延ばすという、これで一息つけた。どうやら本番に漕ぎつけた。観客のいない舞台中継だから、気勢のあがらない芝居になってしまったが、何回も上演して手慣れた一幕物なので、無事に終了。だがテレビのブラウン管にどのように映されたのかスタジオにモニターがないので、出演者には皆目不明。キョトンとしたまま終ってしまった。【この項、久米明著「僕の戦後舞台・テレビ・映画史70年」(2018/11/30、河出書房新社刊)より引用】」【参考文献:久米明著「僕の戦後舞台・テレビ・映画史70年」(2018/11/30、河出書房新社刊)】
キー局 KR 放送曜日 放送期間 1956/04/11~1956/04/11
放送時間 22:00-: 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 水曜劇場
主な出演 ぶどうの会久米  明、ほか)、
主な脚本 (作・木下 順二
局系列 JNN

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