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ドラマ 詳細データ夕鶴

更にTBSから五月八日開局五周年記念番組として『夕鶴』をとの申入れがあり、新しいメディアのテレビに協力しようと引き受けたものの、『彦市ばなし』の混乱をみて果して舞台中継方式になりうるのか不安をいだき、交渉したところ、銀座スタジオの電気容量では明るさが心配だが、できるかぎり努力すると返答があったので、万事準備して本番を迎えた。果してどんな画面になったのかスタジオにいた役者には分からなかったが、幸いにスタジオの電気が飛ぶことにはならなかった。まだVTRの設備も整っておらず、これらの映像記録は全て現存しない。【以上、久米明著「僕の戦後舞台・テレビ・映画史70年」(2018/11/30、河出書房新社刊)より引用】演出の蟻川茂男は後年語る。「木下順二さんのところに直接お伺いして、『夕鶴』の舞台中継をやりたいと申し入れました。熱心に説得したこともあり、木下さんから「いいでしょう」という返事をもらい、山本安英さんにお話ししたら、「木下さんがいいというのでしたら結構です」ということになり、銀スタ(銀座スタジオ)にセットを組んで、テレビ用の照明をして、『夕鶴』の舞台中継を始めました。一時間くらいで収める予定でしたが、やってみると2時間にもなってしまって、正確にいうと2時間を3分オーバーしてしまい、放送時間を延ばしてやっとのことですべてを放送できました。桑山正一さんはキネコを1本くれないかと頼んできて、なんとか対応させてもらいましたが、これが残っていれば、いまや貴重なアーカイブものなんですが【この項、志賀信夫著「映像の先駆者125人の肖像」(2003/03/30発行、日本放送出版協会刊)より引用】」【参考文献:久米明著「僕の戦後舞台・テレビ・映画史70年」(2018/11/30、河出書房新社刊)、志賀信夫著「映像の先駆者125人の肖像」(2003/03/30発行、日本放送出版協会刊)】
キー局 KR 放送曜日 放送期間 1956/05/08~1956/05/08
放送時間 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 開局五周年記念番組
主な出演 ぶどうの会山本 安英桑山 正一久米  明、ほか)、
主な脚本 木下 順二
主な演出 蟻川 茂男蜷川 茂夫…誤り蜷川 茂男…誤り
局系列 JNN
制作会社 KR

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