ユーモア作家の中野実の原作を、館直志がオリジナリティーを加えて脚色したもの。住宅難に悩まされるドライで行動的な二組の若い夫婦が、借家獲得戦の中で夫婦愛を深め、見識を広めてゆく過程を、痛烈な風刺をまじえて描いたもの。寛美扮する高原五郎は漫画家ということになっているが、この漫画は大阪出身の漫画家、南部正太郎が担当する。【以上、讀賣新聞1962/04/22付より引用】当初放送回数は全24回だったが短縮された。提供：日立製作所。【役名（演技者）】高原五郎（藤山寛美）、高原コナミ（環三千世）、水谷金助（大村崑）、東土地 社長（谷口完）、社員・岸田（名和宏）、下宿のおばさん（曽我廼家鶴蝶）、西川開拓社々長（沢村宗之助）、社員吉永（高田次郎）。【参考資料：webサイト「日本の古本屋」掲載の台本書影（2022/08/06参照、https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=423746685）】