弱きを助け、強きを挫く！情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の第76回。盗賊・鬼面組は、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）を日本橋のたもとに縛って晒し者にした。鬼面組は大胆にもお上に挑戦してきたのだ。十手を取り上げられた五平はガックリ。そんな五平の窮地を伝七（中村梅之助）は機転を働かせて救うが、またしても勇み足。五平は、伝七宛にきた鬼面組の挑戦状を懐に敢然と立ち向かったが、逆に捕えられてしまったのだ。鬼面組の頭・民造（武藤英司）にとって伝七は邪魔な存在この上なく…。【以上、BS日テレ広報資料より引用】連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第76回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、早瀬市之進（北相馬宏）、六蔵（田中春男）、お玉（呉恵美子）、お芳（津島恵子）、民造（武藤英司）、大野与力（幸田宗丸）、住職（坂東太三郎）、太一（佐藤和雄）、治助（河井憲）、宇之助（石山雄大）、久次（志村智雄）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】