連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第135回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。「弱きを助け、強きを挫く! 情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の一編。悪太郎の秀次郎（佐瀬陽一）が、仲間の悪太郎が赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）に捕まったことを恨み、飲み屋に入ろうとした五平めがけて五寸釘を投げつけた。しかし釘は五平をそれて近くにいた飲み屋の女の首に当たり、女は死んだ。秀次郎は、五寸釘で五平を狙うことをやくざの鉄五郎（宮口二郎）から教わって実行したまでだが、結果の大きさに縮み上がってしまい、兄の清太郎（吉田次昭）が身代わりで縄を受けた。調べに当たった伝七（中村梅之助）は…。【この項、BS日テレ広報資料より引用】」【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、早瀬市之進（北相馬宏）、六蔵（田中春男）、お玉（呉恵美子）、秀次郎（佐瀬陽一）、清太郎（吉田次昭）、鉄五郎（宮口二郎）、お町（桜井浩子）、庄兵衛（市川岩五郎）、おきぬ（高田敏江）、留吉（黒田英彦）、長次（長谷川秀人）、新太（船木浩行）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】