物語は、自ら現場に立って工務店を切り盛りする花園くるみ（斉藤由貴）の夫・風太郎（田口浩正）の葬儀から始まる。生前の風太郎は、ガテン系の仕事が苦手ということもあって家業にはほとんどかかわらず、他の商売にばかり手を出しては失敗する始末。その一方料理の腕前は一流で、事実上の専業主夫だった。しかし、くるみとささいなことで喧嘩をして飛び出したまま、川で溺れて亡くなってしまったのだ。しかも１千万円の借金を残したまま。借金返済を迫られるくるみだったが、不況もあって工務店の仕事だけではとても返せそうにない。そこで節約生活の末にくるみが考えたのが、風太郎が残した数多くの調理器具や調味料を使って食堂を始めること。しかし、くるみは料理が大の苦手。そんな彼女を支えるのは幽霊となった風太郎だった…。【以上、毎日放送広報資料より引用】協力・フォーチュン、フジアール、緑山スタジオ・シティ。