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ドラマ 詳細データReplica(レプリカ)(衝撃レプリカ)

夜。人里離れた山小屋の天窓を豪雨が激しく打ち付けている。飾り気の無い殺風景な部屋で鳴り続けている電話のベル。恐怖におののき、一人でうずくまっている並木潤子(板谷由夏)。雷鳴が轟き、思わず声を上げる。山道を雨に打たれながら、足早に歩く2人。潤子の主治医、宮田と潤子の父、並木(六平直政)である。彼らは、潤子のバースデイパーティに向かう為、突然の雨の中、急ぐのであった。潤子は瀬川という男からストーカー行為を受け、精神を病み、10年間の入院生活の後、父親と共にこの田舎町の山小屋に引っ越してきた。地元の産婦人科医である宮田は、かいがいしく潤子を看護し、平穏な日常を取り戻そうと努力していた。不意に鳴り止む電話のベル。恐怖から逃れるかのように、ベッド脇の鏡台からバーボンの瓶を取り出し、そのまま煽る潤子。突然、頭上の裸電球が消える。どうやら停電のようだ。再び鳴り始める電話のベル。潤子の恐怖が極限まで達する。ふと気配を感じ、窓を見ると、その外にはフードをかぶった何者かが立っていた。焦りつつナイフを握り締めた潤子は、恐る恐る玄関のドアを開ける。外には誰もいない。配電盤を調べるが、どこにも異常は見当たらない。部屋に戻った潤子に追い討ちをかけるように、玄関のドアが激しく叩かれる。宮田と並木がやってきたのだ。雨に濡れている潤子を外に出たのかと叱責する並木。反抗する潤子。二人に対して宮田が思わず「止めないか!!」と声を荒げる。バースデイ・ケーキを前に粛々とした面持ちの3人。ケーキを頬張る潤子に宮田が、プレゼントを渡す。それは腕時計と眼鏡だった。それを見た並木が潤子に静かに語りかける。並木「これからはきちんと時間を取り戻していかなくちゃいけない。そしてしっかりと真実を見つめて行く。それを心がけていかなくちゃね」 娘を思っての優しい気遣いを、潤子は素直に受け入れられない。自分はもう大丈夫と言う潤子に対して、語気を強く諭す並木。潤子は「うるさい!」とケーキをつかみ、投げつけた。自分の気持ちをなかなか制御できず、感情的になってしまう潤子。静かに冷蔵庫の氷を取りに行く並木。それを見た宮田がふと冷蔵庫の庫内灯が点いているのに気付く。外へ駆け出す並木。どうやら配電盤のヒューズが何本か抜かれていたようだ。郵便受けには、差出人不明の綺麗に包装された箱が投函されていた。中には一本のカセットテープが。並木がそのテープを再生する。「ナミキジュンコサン、タンジョウビ、オメデトウ。ボクハ、マイニチ、キミノコトバカリヲカンガエテイル…」 明らかに加工されたであろう音声で、潤子への想いが語られて行く。並木は途中でテープを取り出すと、床に叩きつけ、足で踏み潰した。並木「…分っただろう…瀬川ってのはこういう男なんだ…」 豪雨の夜から一夜明け、宮田家では宮田と妻・恭子(理絵)が食事をしている。テーブルには2人しかいないのに、何故か3人分の食事が用意されている。山小屋では、潤子が呆然と虚空を見つめている。そこへ現れる若い男・楠(森岡 龍)。彼は潤子が通っている絵画教室講師・谷村(諏訪太朗)の甥で、潤子の護衛的な役目を担っている。背中に大きな荷物を抱えている楠。それは谷村からのバースデイプレゼントであった。楠に促され、恐る恐るその中を確認する潤子は、中身を確認したと同時に叫び声を上げる。プレゼントは潤子にそっくりな人形“レプリカ”であった。宮田家。宮田の妻・恭子が娘との朝の出来事について説明している。そのそぶりは、まるでその場に娘がいるかのようだ。怪訝そうに妻を見つめている宮田。奥の和室の仏壇には、幼い娘の遺影が飾られてある… 宮田の秘めた想い。潤子へ狂信的な愛情を注ぎ込む並木。絵画教室講師・谷村とその甥・楠。並木が勤める牧場主・矢島。次第にあらわになる「欲望の渦」が潤子を飲み込んで行く。「ストーカー被害の真実」そして潤子に忍び寄る黒い影の正体とは…。【以上、フジテレビ広報資料に一部役名と出演者名を補足。補足・練馬大根役者】。関西地区では、KTVにて月曜25:05~25:35に放送された。車輌・麻生リース。美術協力・LIANA、MURAI、OMEGA、IKETEI、BAMBI。時間変更(カッコ内は理由)…(1)→4/11(火)25:23-25:53(「ブスの瞳に恋してる」初回拡大版)、(2)→4/18(火)25:23-25:53(「アテンションプリーズ」初回拡大版放送)。5/9(火)25:08-:25:38に、出演者、スタッフへのインタビュー、メイキング映像とダイジェストからなる「特別篇」が放送された。
キー局 CX 放送曜日 放送期間 2006/04/11~2006/05/02
放送時間 25:08-25:38 放送回数 4 回 連続/単発 連続
番組名 劇団演技者。GEKIDAN ENGIMONO 第17回公演作品
主な出演 坂本 昌行V6)、板谷 由夏六平 直政諏訪 太朗(2)-(4)、宮島  健(2)-(4)、森岡  龍理絵(1)(2)(4)、キリンプロ(1)(2)(4)、(ナレーター・向坂 樹興(CXアナウンサー))
主な脚本 (脚色・高木  登
主なプロデューサ 松戸 信樹オフィスクレッシェンド)、矢吹  東(CX)、東  義勝オフィスクレッシェンド)(クレジット表示なし)、(AP・東  義勝)(広報・片山 正康
主な演出 総合演出・大根  仁)(演出・西川 誠也)(タイトル・上田 大樹)(助監督・納戸 正明)(AD・池田 悠樹黒萩  文青山 敏雄)(TK・斉藤 裕里
原作 鐘下 辰男演劇会議集団THE・ガジラ
局系列 FNN
制作会社 CX
制作協力 オフィスクレッシェンド、(協力・ジャニーズ事務所、東京グローブ座)
制作 (制作進行・青木 英美)(デスク・高岡  香)
企画 (編成・熊谷  剛
音楽 (音響効果・稲村  淳)(MA・渡辺 真義
撮影技術 (TD・志村 泰史)(CAM・池田 英孝)(照明・遠藤 光弘)(音声・戸田 直之)(VE・福重 伸隆)(VTR・船山 道夫)(編集・箭内 克彦里中恵美子)(技術協力・池田屋童夢imaGicaTAMCOTALS
HP
美術 (デザイン・きくちまさと)(美術制作・馬場 啓友)(美術進行・村上 勇人)(装飾・太田 博之)(大道具・福田 智広)(持道具・神保 由香)(アクリル装飾・中井 丈晴)(スタイリスト・クリエイティブギルド)(衣裳・小濱祐見子)(メイク・大野 悦香

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