学校の授業で流布される「未来」と、現実とのギャップに直面、意気阻喪した二人の少女。そこから自分の力で未来を見つめ、歩む意志を取り戻すまでを描いた、明るい後味の作品。「東桜中2年の大平紗由璃は、典型的なサラリーマン家庭、4人姉妹の長女。夏休み前に「あなたの未来年表を書きなさい」という課題を出され、ふと考える。 もし、もっと社会的な地位のある裕福な家に生まれていたら、自分の人生はもっと違うものになっていたのではないか…。考え込む紗由璃…。名古屋市内の中学校で、中学2年の総合的な学習の一環として行なわれている「未来年表」の授業。中学3年になって、実際の職場で「働くこと」を体験する「職場体験学習」 の前段階として、今現在から80歳まで自分の将来を書き込んでいくという授業だ。 中学2年にもなると、現実がかなり見えてきている時期だけに無邪気に将来の夢を語った小学校の卒業アルバムのようにはいかない。番組では、親の離婚やリストラなど家庭の不幸な現実を受け入れながらも、その社会の不公平さを訴えるために「未来年表」の課題について考え、2人の女の子が強く未来へを進み始めるまでを描きます。」【以上、番組広報資料より引用】。『中学生日記』のタイトルコール前の「オープニングメッセージ」は大平紗由璃、キーワードは「オオキナユメヲモチタイ」。再放送は7/9（土）10:45-11:14。【データ協力：練馬大根役者】