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ドラマ 詳細データ古都(新聞ラテ欄表記タイトル…古都 引き裂かれた双子の姉妹!祇園祭での再会と永遠の別れ~血の繋がらない母娘が辿った数奇な運命~清水寺・嵯峨…川端康成の名作が京都の美しい情景の中で再び蘇る)

1950年代の古都・京都を舞台に、生き別れになった双子の姉妹の数奇な運命を描く。佐田千重子(上戸彩)は、京都の呉服問屋「佐田屋」の一人娘。父・太吉郎(夏八木勲)と母・しげ(高橋惠子)に慈しまれ大切に育てられてきた。千重子には幼馴染でもある許婚がいた。同業の大問屋「水木商店」の次男・水木真一(小栗旬)で、ゆくゆくは佐田屋の婿養子となって、千重子を支えるつもりになっている。その日、千重子は真一と出かけるため、父の描いた柄の着物を着た。母は、若い娘にしては地味すぎるというが、父は嬉しそうだった。真一と清水寺にお墓参りに行った千重子は、子供のころから胸に秘めていた疑問を口にしてしまう。本当に自分は佐田の家の子供なのだろうか。幼い頃からの小さな疑いが積み重なって、なぜか自分は佐田の家の子供ではないような気がしていた。帰途、和菓子屋に入った千重子は、店内で幼馴染みの真砂子(北川弘美)と出会う。「久しぶりやなぁ」と言う千重子に、真砂子は「昨日、北山杉を見に行かはったやろ」と口にする。そこで見かけたというのだ。真砂子の言葉に千重子は困惑を覚える。そのころ、太吉郎としげは深刻な顔で話し合っていた。千重子に店を継がせていいのだろうか。まして千重子は実子ではない。千重子には気取られまいと注意してきたが、彼女は捨て子だった。二人は千重子を実の子と思い、慈しみ育ててきた。だが、自分たちに実子ではない千重子の将来を左右するようなことを勝手に押し付けてしまっていいものだろうか。二人は、千重子が血を分けた親子ではないのかと悩んでいることなど知る由もなかった。ある日、太吉郎は自分の描いた図案で娘の帯を作ろうと、手織機「大友」を訪ねていた。太吉郎の依頼に主人の大友宗助(石井慎一)は、店一番の腕の持ち主である息子の秀男(渡部篤郎)に織らせましょうと申し出る。ところが当の秀男は、お嬢さんの帯にしては寂しすぎると言って、太吉郎を鼻白ませる。やがて千重子は、真一とは違う大人の雰囲気を持った秀男に心が和らぐようになる。そして祇園祭の宵山の日、そんな知恵子の前に、双子の妹・苗子(上戸彩・二役)が現れる。【以上、テレビ朝日広報資料より引用】双子の姉妹が出会うに至る展開や織師が織った帯を双子の妹に渡してしまう経過が祇園祭の雑踏の中に変更されるなど、積極的に物語に抑揚を付ける努力がなされている。渡部篤郎演じる織師も原作のイメージから過剰に脚色され少し世間ずれした悪ぶれたキャラに造型されている。これらの結果として過去の劇場用映画版や1994年の森崎東版ドラマと比べると、全体に軽いタッチでこなされているように映る。それらが成功かは今ひとつ判然としない。また上戸彩の二役について二役の演じわけが巧みで別人のようであったり、容姿も差異が際立っており、それがむしろ難点となっている。すなわちメイクをもう少し似せないと周囲が同一人物と誤解するという物語前段での出来事自体が起こりえないように映ってしまいかねない。ロケ協力・清水寺、平安神宮、祇王寺(祇の偏は旧字体)、化野念仏寺、京都市森林組合、京都北山丸太生産協同組合、中川自治振興協議会、京大和、千切屋、篠屋、中源、東福寺、真如堂。車輌協力・丹後海陸交通、SHOW CAR PRO ONO。協力・読広、マリンポスト、IMAGICA、高津商会、京阪商会、新映美術工芸、キッズカンパニー、VVARICAN、野口 晴代。和装監修・桝蔵 順彦(夢訪庵桝蔵)、倉橋  宏(きものサロンまるよ)、志野 典子(衿秀)。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録】
キー局 EX 放送曜日 放送期間 2005/02/05~2005/02/05
放送時間 21:00-23:06 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 ドラマスペシャル
主な出演 上戸  彩二役)、渡部 篤郎夏八木 勲夏木  勲)、高橋 惠子関根 恵子高橋 恵子)、小栗  旬西岡 徳馬朝丘 雪路石井 愃一佐藤 二朗池田  努北川 弘美高村 剛史永田  光藤川 博歌田中  龍御子柴聖蘭畑野 真希エクラン演技集団オフィスビッグ劇団ひまわり大阪NACグレース、プロジェクト・コア東俳、(方言指導・園  英子窪田 弘和)(所作指導・小笠原敬承斎小笠原流礼法宗家))(装飾指導・ひし伊塩芳軒
主な脚本 永田 優子
主なプロデューサ (チーフプロデューサー・五十嵐文郎(EX))(プロデューサー・梶野 祐司ホリプロ)、平部 隆明ホリプロ)、桑田  潔(EX))(協力プロデューサー・菅井  敦槙  哲也ホリプロ))(プロデューサー補・江野 夏平(EX))(スチール・桂  秀也
主な演出 (監督・猪崎 宣昭)(助監督・服部 大二)(記録・目黒亜希子
原作 川端 康成「古都」(新潮社刊)
局系列 ANN
制作会社 ホリプロ、EX
制作協力 松竹京都映画
制作 (制作補・榎 みちる)(製作主任・高坂 光幸)(製作進行・砥川 元宏)(演技事務・城野 浩人)
企画 (企画協力・古賀 誠一オスカープロモーション))(編成・上田めぐみ(EX)、横地 郁英(EX))(宣伝・平野 三和(EX))(ホームページ・井上由美子
音楽 岩代 太郎、(選曲・MA・山本 逸美)(効果・橋本 正二)(VFXスーパーバイザー・道木 信隆)(MILO・山口  聡
撮影技術 (撮影監督・加藤 雄大)(照明・安藤清人杉本  崇赤松  均)(映像・三坂 裕之)(録音・広瀬 浩一)(編集・松竹 利郎)(ライン編集・来栖 和成
ビデオ DVD:発売(2005/07、テレビ朝日/ポニーキャニオン)
HP
美術 原田 哲男、(装飾・木下  保)(持道具・栂尾 貢司)(衣裳・松竹衣裳)(結髪・八木かつら)(衣裳協力・ローズカラー

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