「期待値が最も高かった「優しい時間」実は４話からハードディスクに録溜めたまま、ようやっと見たのです。なかなか見る気にならなくて・・・アズちゃんのキャラにどうしても違和感があって、私はこういうエキセントリックなキャラで強引に話を進めるパターンって嫌いなんですね。童話なら童話でいいんだけど、魔法使いのお嬢ちゃん的というか、繋ぎづらい部分を彼女にお任せっていうのが嫌な感じ。メグとの対話は自分の内面との対話に置き換えられるので好きだったんですけど。ものすごく都合のいい返事が返ってくるところなんてまさに。でも彼女の座る席とそこに座る人、あるいはマスターの立ち位置。それとカップに象徴される拓郎との距離感とか「玄人」を感じさせる行間・空間の表現はさすが。アズちゃんに関していえばあれが今どきの女の子の象徴のつもりだったんだろうけど・・・理解し難い存在なんだろうなっていうのが見えただけで上手くありませんでした。未亡人の無邪気な悪女ぶりは好きでしたけど（笑）死者の扱いが亡くなった後も「そこにいるように」描かれていた点はすごく日本的で、情緒的に私は共感できました。部分的にすっと沁みこんでくる部分と、すっと醒めて「はぁ？」と感じる部分が半々くらいで、結局「見なくちゃ消せない…」「消さないと来期の録画がしづらくなる…」というところまで「見よう」という意思が働かない作品だったと思います。【この項、文・たり】」なお、交通事故シーンがあるため、スポンサーの三菱自動車工業はスポンサー表示を載せなかった（CM自体はオンエアされた）。各話サブタイトルは以下の通り。第1話「雪虫」、第2話「拓郎」、第3話「初雪」、第4話「根雪」、第5話「記憶」、第6話「聖夜」、第7話「息子」、第8話「吹雪」、第9話「傷痕」、第10話「刺青」、最終話「雪解け」。第１回・最終回は拡大版（木曜22:00～23:09）。車輌・佐藤　忠幸、三角　和範、滝村　正道、萩原　　斉、村上　信雄、吉田　敦彦、今井　　研、柴田　清樹、菅原　幸治。撮影協力・皆空窯(1)-(3)(5)(8)-(11)、コープさっぽろ富良野店(1)(3)、成田国際空港(1)、東京テレポートセンター(1)、タイソー(1)、パルティーレ東京ベイウエディングビレッジ(1)、特定医療法人財団大和会東大和病院(1)、さがみ湖ピクニックランド(3)、ちっこ食堂(5)、中富良野町(5)、曹洞宗祥雲寺(5)、カントリーポーラーベア(8)、高橋レーシング(8)、上富良野町(9)、上富良野町立病院(9)、レストラン四季の恵(9)、アトリエ海衆画房(10)、千葉県栄町(10)、野乃花(10)、博全社(10)、美瑛町(11)、美瑛町立病院(11)、双美車輌工業(11)。協力・北海道富良野市(1)-(11)、新富良野プリンスホテル(1)-(11)、皆空窯(4)(6)(7)、富良野神社(7)、中央ハイヤー(1)-(11)、ワークスロケーションクルー(1)-(11)、weathernews(9)(10)。陶芸指導（(11)では陶芸指導（皆空窯））・南　　正剛（日展会友）(1)-(11)、南　　　泉(11)、川口　秀明(11)。陶芸指導（別項目）・小川　　正(11)。銀細工指導・高野　千晶(9)-(11)。放送時間変更（カッコ内は理由）…(1)→2005/1/13（木）22:00～23:09（初回拡大版）、(11)→2005/3/24（木）22:00～23:09（最終回拡大版）。