2004/4/10、7/24、11/6に放送されたシリーズの第四作。CMは登場人物が提供各社の商品を紹介する「インフォマーシャル」型式。ようやく建設がはじまった『東京ワンダーホテル』。だが、地盤が脆弱だったことが判明し、補強のためあらたに8000万円の出費が必要となる。花岡ツバキ（上原多香子）はやむなく、インテリア予算の削減と、レストランエリアのテナント転用を決断する。しかしそのために、インテリア担当の山崎信吾（松重豊）、厨房担当者の村野ハシル（金子貴俊）とのあいだに大きな溝が生じてしまう。一方、橘健太郎（ユースケ・サンタマリア）は、末期がんでパリの病院に入院中の叔父・橘竹之助（石橋蓮司）につきそうため、「東京ワンダーホテル」プロジェクトを離れていた。しかし竹之助に仲間のもとに戻るよう諭され…。当初、ドラマと平行して実際にホテルの建設を進め、最終章にあたる本作放送時に開業させると発表されていた。しかし実際は完成予定がずれ込んだため、ドラマのほうも本格的な着工をみないまま終了するという展開になった。【以上、文・練馬大根役者】ロケ協力・東京タワー、ホテルイースト21東京、資生堂コスメティックガーデンＣ、Mercian、Asian Diner、Mahina、L'ATELIER、Cafe Serre、青山ブックセンター、フォーシーズンズホテル丸の内東京、ザ・ウィンザーホテル洞爺、ニューエンパイヤ商事、MERIDIEN、Daxee Diner、東海旅客鉄道、京王電鉄、KIHACHI、ほか。協力・池田屋、DOME、TAMCO、ジニアス、バウムレーヘン、ビデオフォーカス。資料提供・ロサンゼンルス観光局、カリフォルニア州政府観光局。提供・NTTドコモ、資生堂、日産自動車。車輌・ドルフィンズ。装飾協力・ブーケギャラリー・HANACHIYO、arflex、SieMatic、アップルコンピュータ。