法務省保護局の第54回「社会を明るくする運動」広報ビデオ。厳密にはテレビドラマではないが、テレビでのオンエアも多いため便宜的に収録した。「シンナーを常用し、塗料用の有機溶剤を盗もうとして保護観察処分を受けた三原早苗（小澤麻里耶）が、新聞販売店を営む保護司の野上（不破万作）のところへ来て、１年近くが過ぎていた。両親に対する反発と、自分に対する戒めのために高校を休学し、ガソリンスタンドでアルバイトを始めた早苗だが、同僚たちからは偏見の目で見られ、相手にされなかった。更生の意欲はあっても、周囲の偏見が早苗の立ち直りを妨げていたのである。そんな早苗の心のよりどころは、ストリート・シンガーのアキラだった。社会から取り残され、孤独感から抜け出せない早苗にとって、再びシンナーに手を出しそうになるのを踏みとどまらせていたのは、不平や不満を言っても、説教めいたことも言わず早苗の話を気軽に聞いてくれるアキラ（桑原宙）がいるからだった。ところがある日、些細なことからアルバイトをやめてしまった早苗は、学歴編重の考えを捨てきれない父親（渡辺寛二）と、ハサミを持ち出しての大げんかになってしまった。大学進学より早苗が幸せになればいい、そんな考え方になっていた早苗の母親（三輝みきこ）だが、対立する二人のそばにいて何もできずうろたえるばかりであった。運良く、次のアルバイト先を探しながら早苗の家に来た野上が、早苗からハサミを取り上げて何とかその場はこと無きを得た。しかし、早苗は、両親と野上をその場に残して家を飛び出してしまう…。」【以上、法務省保護局広報資料より引用。役名と出演者名を補足（補足・練馬大根役者）】撮影協力・杉並区立阿佐ヶ谷中学校、阿佐ヶ谷商店街振興組合（アサガヤパールセンター）、ASA阿佐ヶ谷、石井知也、昭福石油。判明した各局の放送時間は以下の通り。EBC（テレビ愛媛）7/3（土）16:25-16:55、奈良テレビ放送・7/5（月）26:25～26:55、三重テレビ・7/12（月）13:30-14:00、テレビ愛知・7/19（月） 27:58-28:28、南海放送・7/25（日）25:55-26:20、福島テレビ・7/26（月）15:25-15:25、岩手めんこいテレビ・7/26（月） 17:24-17:54、テレビ大分・7/27（火）10:25-10:55、ABS・7/27（火）10:25-10:50、テレビ神奈川・7/29（木）12:00-12:23、ちばテレビ・7/29（木）16:30-17:00。