初めて担任を受け持った日ノ出小学校の教師・三田晴彦（東根作寿英）は、授業中にふざけた生徒に校庭を三周させたことが体罰とされ、PTA会長の小池祥子（楠見薫）にネジこまれる。服装や寝癖、授業の進め方など、散々に罵倒された三田は、全く言い分を聞いてくれない祥子に頭に来るが、祥子の次女の担任だった同僚教師の坂元から、自分だけではなく、長女の担任だった教師も体を壊したと聞かされる。坂元は腹が立つのは判るが、校長も父兄の味方だし、マスコミもうるさいし、我慢するように忠告する。〔ナオト〕が登校拒否になったと言って祥子がやってくるが、ドアの隙間から〔ナオト〕が見ている。そこでも中途半端な教師などと言われ、父兄の一人・佐藤の母から祥子のせいで離婚した家庭まであると聞いた三田は、ついに祥子をやっつける決意をする。祥子の悪評を聞き回り、テレビ局に提出するので、父兄ハラスメント・「フケハラ」としてレポーターまでやってきて、祥子は問い詰められる。そのテレビを見て喜ぶ三田だが、後ろに祥子が立っている。二人は口論になるが、そこへ〔ナオト〕がやってきて、嘘をついていたと話す。そのため、三田と祥子は仲直りする。しかし、また後日、三田と祥子は相変わらず職員室で罵倒しあうのだった。その様子を見て〔ナオト〕は呆れて帰っていく。【以上、文・市村】協力・HEART-S、Winds。当日はサッカー中継が行われたため、放送時間がいつもより15分早かった。