14歳の誕生日を迎えた戸川はるか（黒川芽以）は、学校から帰宅して早々、母親の美咲（岡田奈々）から思わぬプレゼントを見せられる。それは、はるかそっくりの等身大の人形？と思いきや、なんと5歳の時に交通事故で死んだ双子の妹・かなた（黒川芽以・二役）をロボットにしたという。知識はあるが経験は全くないこの『かなた』。ことごとくはるかの機嫌を損ねる存在になるうえ、翌朝はるかが朝寝坊しているうち、代わりに学校へ登校してしまう。即刻かなたを連れ戻しに行こうとするはるかと翔一（鶴見辰吾）。ところが、かなたを作るのに美咲が国家機密のデータを無断で使用していることを知り、人目を盗んで尾行でざるをえなくなる。とはいえ、その日の学校は身体測定。体重120キロのかなたを体重計にのせるわけにはいかない。人に聞かれることなく、かなたとのコミュニケーションがとれるコントローラーを使って指示するはるか。「人目のつかない屋上に今すぐ逃げ出すの！」わけがわからず下着姿のまま駆け出すかなた。そして屋上にはなんと、はるかのお気に入りの大滝くんがふけっていた。大滝くんの前に立ちはだかったかなたを、はるかは何とかごまかして取り押さえる。人生最大の恥をかかされたはるかは、到底かなたを許せない。しかし、ふとした時にかなたが、海を見に行きたいと漏らしたことではるかは5歳の時の交通事故を思い出す。あの時、かなたは私のかわりに死んでしまったのかもしれない…。翌朝はるかは、美咲とかなたの希望通り1日交代でかなたを学校に行かせることを決心する……。【以上、NHK広報資料より引用】「無邪気なロボットのかなたと、不機嫌な姉はるかを演じ分ける黒川は、力不足ながらも高感度大。ただ、「自分の分身と出会う」という設定は、NHK総合で放送中の『ブルーもしくはブルー』と似ており、気になった。【この項、朝日新聞2003/07/05付「試写室」より引用（署名・真）】」「第7話→高校野球夏の甲子園PL学園×福井商業戦中継延長のため、いったん休止とテロップ表示されたが、8/16（土）20:05-20:30に放送。第7話再放送は、予定通り翌週8/23（土）10:05-10:30に放送。第8話→8/23（土）19:00-19:25。【文：練馬大根役者】」「「天使みたい」の8/16本放送は、高校野球の影響で「中止します」のテロップが出た後、結局、20:05-20:30に遅れて放送されてました。【文：AGF】」「各話サブタイトルは以下の通り（カッコ内はルビ）。第1回『鉄腕（てつわん）ガール 誕生（たんじょう）！』、第2回『ロボット 学校へ行く』、第3回『スマッシュは10万馬力』、第4回『クチビルを奪（うば）わないで！』、第5回『ロボットは幽霊（ゆうれい）がお好き？』、第6回『わたし、家出します！』、第7回『大滝君は犯人じゃない！』、第8回『ショーほどステキな商売はない！』、第9回『告白のゆくえ』、第10回『恋する鉄腕（てつわん）ガール』、第11回『かなたが壊（こわ）れちゃう!!』、最終回『さよならの海』。【この項、文：練馬大根役者】」【データ協力：練馬大根役者】