日中国交回復20周年記念ドラマ。日本の戦争孤児の高娃（こうあ）は、内蒙古の草原で教師として中国の人々、子供達と触れ合う中、一度は日本に帰国するが、また大草原に戻る。【以上、NHK出版広報資料より引用】高娃は日本名・繁子。敗戦の年、旧満州でソ連軍の侵攻を受け家族を失い、８歳で孤児となったが、崔家の長男・二宝に救われる。チャオチャオと名付けられた繁子は、崔家で大切に育てられた。このドラマの放送を契機に内蒙古での日本人有志による砂漠植林ボランティア活動がはじまり、1994年には沙漠植林ボランティア協会が設立されるに至ったという。放送期間のうち、1992/11/23（月）、1992/11/24（火）は別番組放送のため番組休止。地上波では再編集されてNHK総合にて1993/01/16～1993/01/30、土曜「土曜ドラマ」枠にて全３回で放送されておりこちらが第30回ギャラクシー奨励賞を受賞した（当データベースでは別データとして収録している）。