偶然出会った男性と同棲をはじめる売れっ子の少女小説家が、中年の男性（同性相手の父親）に惹かれていく姿を通して愛の本質を知るまでを描く、洒落た大人のドラマ。沢あぐりの筆名で少女小説家として活躍していた悦子（松坂慶子）は、転んだところを助けられた類（渋谷哲平）と同棲している。だが類は定職もなく、バクチ好きで悦子から小遣いをせびってはヒモのような生活をしていた。ある日、沢あぐりのサインをもらいにきたアケミに類を弟と紹介してしまったことから、アケミは類に興味を持ち始める。そんなある日、悦子は突然類の父親・優（津川雅彦）と会うことになり、類が迷惑かけるだろうからと白紙の小切手を渡される。が、小切手は類に見つかり奪われた上、大金を引き落とされてしまう。【以上、TBSチャンネル広報資料より引用】