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ドラマ 詳細データ待っていたんだ-「ボランティア」より-

北海道から上京して2年…。独身で単身赴任者の三枝は、東京支社の仲間らとバーで飲んだ時、仲間から一人だと何かとおっくうだと、派遣家政婦の会社を紹介された。やって来たのはくみ子と名乗る女性で、彼女は献身的に週二日の勤務を果たしてくれた。やがて三枝とくみ子の間にはほのかな恋心が芽生えるが、ある日三枝の本社栄転が決まる。するとくみ子は、ただ一度の接吻の思い出だけ残して突然姿を消してしまった。その後、三枝はテレビの尋ね人番組で、くみ子の素性を知ることになる。【以上、TBSチャンネル広報資料より引用】石井ふく子のドラマに渡哲也が初出演した作品で、後年、石井ふく子は記している。「渡さんとの出会いは30年以上前のこと。'87年4月に放送した日曜劇場『待っていたんだ~ボランティアより~』で初めてご一緒しました。それまでの渡さんはテレビ朝日の『西部警察』などアクション物への出演が多い方でしたが、以前から私のドラマにも出ていただきたいと思っていて、ご紹介いただいたんです。初めてご一緒したドラマは、渡さんが演じる単身赴任のサラリーマンと、長山藍子さん扮する家政婦の淡い恋心を描く物語でした。ところが、渡さんに脚本をお渡ししたところ、「ちょっとお話できますか」と連絡があったのです。さっそくお会いしたところ、渡さんから演じる人物について、「こう変えたほうがいいんじゃないでしょうか」と提案されました。ほんの些細なことなんですけど、渡さんの仕事に妥協しない姿勢に感心させられました。もちろん、渡さんはご自分を良く見せようとして提案したわけではありません。そのほうが、ドラマが引き締まると考えられたのでした。私も納得したので、脚本を直すことに。脚本家の了解を得た上で、自分の手で、徹夜で直しました。渡さんの仕事に賭ける思いに応えたいと思ったんです。翌日、直した脚本を持参したところ、渡さんはことのほか喜んでくださいました。たった一日で脚本が直るとは思っていなかったようです。一生懸命に仕事をする人がお好きなんですね。いざ収録が始まると、セリフを完璧に頭に入れた上でスタジオに入ってくださいました。大スターなのに若いスタッフにまで気配りをしてくださって。私はたちまちファンになってしまいました。【この項、文:石井ふく子(雑誌「週刊現代」(講談社刊)2020年9月26日号掲載「身の丈のしあわせ」第27回「渡哲也さんのこと」より引用)】」協力:東京メガネ、三松、緑山スタジオ・シティ。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1987/04/26~1987/04/26
放送時間 21:00-21:54 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 東芝日曜劇場(第1581回)
主な出演 渡  哲也長山 藍子大空 眞弓大空 真弓)、前田  吟高部 知子岡本 信人美木 良介二木てるみ菅野菜保之松澤 重雄松沢 重雄)、阿部 美江(クレジット表示なし)、渡辺 隆太(クレジット表示なし)、下坂 泰雄下坂 亮介)(クレジット表示なし)、加藤 聖恵(クレジット表示なし)、吉田 葉子(クレジット表示なし)、大越ゆりか(クレジット表示なし)、秋葉真美子(クレジット表示なし)、新人会、(声:渡辺 康子
主な脚本 宮川 一郎
主なプロデューサ 石井ふく子
主な演出 鴨下 信一
原作 神吉 拓郎
局系列 JNN
制作会社 (製作著作:TBS)
音楽 ボブ佐久間、(効果:大鐘 信慶
主題歌 (テーマ曲:「LE TEMPS DES CERISES」)
撮影技術 (技術:宮原  博)(カメラ:藤田 義昭)(映像:小野 英夫)(照明:和田 洋一)(音声:高橋  進)(編集:須賀 義則
HP
美術 (デザイン:坂上 建司)(美術制作:山田  守)(タイトル:篠原 栄太

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