東京・日本橋堀留町の仕出し弁当屋を舞台に、そこの若奥さんのおかしくも涙ぐましい、てんやわんやの半生記を描く。「女優の桃井かおりはたいへんなヘビー・スモーカーだが、1982/04にTBS系でスタートしたドラマ、『人間万事塞翁が丙午』の撮影中だけは、スタジオで禁煙した。禁煙のきっかけは、ドラマのなかで息子の幸二役を演じた斎藤幸一くんの一言。「ぼくのおかあさんがタバコ吸うなんて、いやだよ」そこで桃井は禁煙を決意したのだが、彼女の喫煙量は１日にマイルドセブン80本は軽いというほど。とても、急にピタッとやめられるものではない。やむなく彼女は、スタジオではグッとこらえ、休憩時間に個室に隠れてそっと吸うという涙ぐましさだった。彼女の子役たちへの溺愛ぶりはスタッフのあいだでも有名で、とくに幸一くんにたいしては、ほんとうの親子以上にべったりで、スタッフたちも驚いていた。ドラマの撮影が終ったときには、「息子たちと別れるのがつらい」と、ワンワン泣いたほどだったという。【この項、暮らしの達人研究班編「悪魔のテレビ講座」（1992年、青春出版社刊）より引用】」レコード提供・斉藤晁司。資料・考証：湯藤 光生(1)(13)。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成(13)）】
| キー局 | TBS | 放送曜日 | 水 | 放送期間 | 1982/04/28～1982/07/21 |
| 放送時間 | 21:00-21:55 | 放送回数 | 13 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 番組名 | 日立テレビ・シティ（水曜劇場） | ||||
| 主な出演 | 桃井かおり(1)(13)、梅宮 辰夫(1)(13)、殿山 泰司(1)(13)、加藤 治子(1)(13)、川田あつ子（新人）(1)(13)、山口いづみ(1)(13)、木内みどり(1)(13)、大友柳太朗（友の右上に「、」あり）（大友柳太郎）(1)(13)、ケーシー高峰(1)(13)、小松 政夫(1)(13)、柄本 明(1)(13)、左 とん平(1)(13)、野村 昭子(1)(13)、天地 総子(1)(13)、田武 謙三(1)(13)、鷲尾真知子(1)(13)、宮崎 達也(1)(13)、風見りつ子（風見 律子）(1)(13)、三好 鉄生(1)(13)、草薙 良一(1)(13)、高山 佳子(1)(13)、人見 明(1)、春風亭小朝(1)、桜 むつ子(1)、徳武 忠吉(1)、吉田 太門(1)、吉田 俊博(1)、斉藤 幸一(1)、三田 直門(1)、大本 健(13)、佐野 大輔(13)、神林 佳代(13)、久保 晶(13)、山崎 満(13)、香山 エリ(13)、小野 充里(13)、福松 進也(13)、成瀬 明(13)、十日市秀悦(13)、斎藤 幸一、綜芸企画(13)、 | ||||
| 主な脚本 | 寺内 小春(1)(9)(13) | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 久世 光彦(1)(13)、三浦 寛二(1)(13)、雨笠 明男(13) | ||||
| 主な演出 | 久世 光彦(1)(9)(13)、近藤 邦勝、（演出補：澤本 均（沢本 均）(1)(13)、小泉 守、小川 定孝）（記録・市島 恵子） | ||||
| 原作 | 青島 幸男 | ||||
| 局系列 | JNN | ||||
| 制作会社 | KANOX（カノックス）、TBS | ||||
| 制作協力 | 東通 | ||||
| 制作 | （制作補：高野 正雄） | ||||
| 音楽 | 山本 直純、（演奏・オズ・ムジカ）（音響効果：寺田 卓夫(1)） | ||||
| 主題歌 | 三好 鉄生「アイ・ラブ・ユウー この街」（詞・曲・三好 鉄生） | ||||
| 撮影技術 | （技術：島崎 孝雄）（映像：田中 文夫(1)(13)、桜井 茂、山崎 秋夫、伊東 修、野条 光一、白井 昭至、石田 伸夫）（照明：海老原靖人(1)(13)、浅田 和男、的場 謙一、三宅 洋、斉藤 幸一、川路 淳）（音声：片岡 博司(1)(13)、海老沼伸行、石田 滋之）（調整：厚海 修一(1)）（編集：羽鳥 能史(1)） | ||||
| 美術 | （デザイン：西 亥一郎）（美術制作：澤井 義雄）（衣装：斉藤 秀彦(1)）（タイトル文字・篠原 栄太） | ||||
