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ドラマ 詳細データ女検事・霞夕子 闇の演出(新聞ラテ欄表記…女検事・霞夕子(10)闇の演出 スター女優で不倫の妻に贈る老監督最後の作品)(女検事霞夕子)

男が殺され、短大理事長と不倫しているらしい妻が目撃される。理事長の妻も変死していた。本作をもって桃井かおりが霞夕子役を降板。降板の経緯を桃井かおりは後年語っている。「原作あるんですけど、よく考えるとなーんも解決してないのね。だから現場でトリックを考えたりしてて。でも、その場で考えることなんてろくなことないわけだから、だんだん情けなくなってくる。それで十年ぐらいやっちゃったもんだから、もう限界だし、ちゃんとしたトリックのある台本にしてもらえないかって、頼んだんですよね、スタッフに。そうしたら、『こっちはただの二時間ドラマを撮ってるんだから』って。『いいドラマを作ろうとか思ってないから』って言われたんです、本当に。そいつも偉いと思ったんだけど、それじゃあやめますって、なって、そこが桃井かおりの甘いところで、まさか他の女優で続けるとは思ってなくて、しかも同じくらいの視聴率とってるんだって。この間、昔のスタッフに会ったら、『それが数字がとれてるのよ、おかげさまで』なんて言われて、がっくりしちゃったんです。【この項、三谷幸喜=桃井かおりの対談(三谷幸喜著「気まずい二人」所収)より引用】」本作での桃井かおり主演版終了のあと鷲尾いさ子主演で霞夕子シリーズは再スタートすることになるが後続の鷲尾いさ子版を見るとスタッフの目指す方向がトリックでなく犯罪心理に潜む人間の心の闇を描く点だったことがわかる。『霞夕子』シリーズは主人公は霞夕子だが実質は狂言回し的な役割。出しゃばっては焦点がぼけてしまう。トリックが練られていなかったのは凝ったトリックだと犯人の悪意の存在が強化されてしまう。また霞夕子がトリックを破る見せ場が生まれて焦点がぼけてしまう。それは避けたかったのではないか。そこを大物・桃井かおりには説明できなかったためにこのような桃井かおりの不満につながった可能性がある。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】
キー局 NTV 放送曜日 放送期間 1993/08/17~1993/08/17
放送時間 21:03-22:52 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 火曜サスペンス劇場
主な出演 桃井かおり新  克利赤座美代子中原ひとみ下元  勉でんでん北村総一朗光石  研露原 千草山田 哲平立石 凉子椎谷 建治木下 敦生緑川  誠林  和義旺季志ずか高橋 美香杉山 絹江瀬田 吉史西谷内良一宮本  充江頭 扶実谷  篤寿(子役)、オフィスミュウ、放映プロジェクト
主な脚本 石松 愛弘
主なプロデューサ 嶋村 正敏中尾 孝道安倍 夏彦、(プロデューサー補:川村 庄子)(スチール:宇田川健二)(広報担当:難波佐保子
主な演出 (監督:恩地日出夫)(助監督:是沢 邦男)(記録:天野 春代
原作 夏樹 静子「闇の演出」より
局系列 NNN
制作会社 (製作・著作:ユニオン映画)(制作:NTV)
制作 (制作担当:宮本 恵司)
企画 長富 忠裕
音楽 大谷 和夫、(整音:山本 逸美)(効果:橋本 正二)(音楽協力:日本テレビ音楽)
主題歌 (テーマ曲:益田 宏美岩崎 宏美)「愛という名の勇気」(作詞:大津あきら、作曲:安部 恭弘、編曲:萩田 光男)(ビクターレコード))
撮影技術 上田 正治、(照明:秋田富士夫)(録音:遠藤 和生)(VE:手島 康裕)(編集:宮崎 清春阿良木プロモーション))(VTR編集:石川 高史)(技術協力:映広
美術 宮崎もりひろ、(装置:倉林 幸夫)(装飾:肥沼 和男)(持道具:赤塚  明)(衣裳:江橋 綾子)(メイク:福島久美子(STUDIO717)、久道 由紀

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