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ドラマ 詳細データ隣りの女-現代西鶴物語-(隣の女)

第36回芸術祭優秀賞受賞作品。「ミシン掛けの内職をする平凡な主婦は、隣りの女が男と交わす会話を壁に耳をあてて聞くのが楽しみである。隣りの女に自分の性の貧しさを思い知らされた主婦は、ふとしたことである男と深い関係になるが…。【この項、TBSチャンネル広報資料より引用】」平凡な人妻が奔放な性の世界に踏み込んだ時どうなるか。人妻の性への冒険と心理に迫る。「大胆な恋を楽しんだ女の隣りには、必ずそれを見ていた平凡な女がいたはず…」というのが向田邦子の着想だったという。向田邦子が本作について語っている。「子供の時分のことだが、隣りのうちで殺人事件があった。我が家は、小さく泣いたり吠えたりはあっても、そういう大事件とは無縁の人間の集りだったから、みな度を失いひどく興奮したのを覚えている。劇的に生きた女たち、つまり西鶴の「好色五人女」の隣りには、劇的に生きたいと願いながら、平凡に生きた女たちがいたに違いない。昔は幸福も不幸も一戸建ちだったが、アパート時代の現代は、壁ごしに、隣りの金廻り性も筒抜けである。私は西鶴の、こまごまとした日々の暮しと金銭のなかに性のある描き方が好きだ。もし、男に都合のいい当時のきびしい制度がなかったら、西鶴の女たちの何割かは、たくましく生き、恋に命を燃したろうし、もっとしたたかにやり直しの道を選んだのではないか。そんなことを考えた。【この項、文:向田邦子氏(映人社刊「月刊ドラマ」1981/05月号より引用】」芸術祭参加のため、1981/10/16、金曜23:35~25:35に再放送された。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(データ協力:デイリーザキヤマ)】
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1981/05/01~1981/05/01
放送時間 22:00-23:55 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 西武スペシャル
主な出演 桃井かおり林  隆三浅丘ルリ子根津 甚八火野 正平宝生あやこ宝生あや子)、藤原 釜足菅井 きん近藤  準池田  鴻山本 道子鶴田 敬二松村 和美西村 淳二大谷 一夫松宮 一彦奥野  匡吉田 玉男吉田 文雀豊竹咲太夫野沢 勝司大地 常雄大地 康雄)、鬼丸 善光大原 穣子ハントリー・ギル若駒芸プロ、(技闘:國井 正廣
主な脚本 向田 邦子
主なプロデューサ 田沢 正稔
主な演出 浅生 憲章、(演出補:中山 緑郎保田 正明白土 英明)(タイムキーパー:鈴木 一美
局系列 JNN
制作会社 (製作著作:TBS)
制作 (制作補:松田 幸雄)(ニューヨーク・ロケコーディネーター:ロバート・コーエン)(制作マネージャー:酒井 俊一)
音楽 小川よしあき、(演奏:新音楽協会)(音響効果:伴田 六和高橋 恵一
撮影技術 (技術:宮原  博)(カメラ:藤田 義昭川田 万里)(カラー調整:高林 篤治)(照明:加藤 静夫和田 洋一中村  仁)(音声:八木沢 正秋山 益朗)(VTR:高野 元之桜井 正久
ビデオ VHS:文藝春秋
美術 (美術デザイン:桜井 鉄夫)(美術制作:小泉 好文)(衣装:山田伸太郎)(化粧:阿部 時雄)(大道具:桑田壮一郎)(小道具:多田 亮次橋本 良二)(持道具:石川  茂)(床山:深町 二宏)(スタイリスト:矢野 悦子)(タイトル:篠原 栄太篠原 榮太))

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