プラハ国際テレビ祭金賞受賞作品。商務省に勤める男を主人公に、汚職事件をめぐる自殺の謎を描くサスペンス。官僚の汚職という事件にメスを入れたことで話題となった作品。淡々と描かれている中にポイントを絞ってメリハリの利いた演出が光る。後年の２時間サスペンスでの清張ものとくらべると異色。【役名（演技者）】山田事務官（川崎敬三）、岡村局長（佐藤慶）、倉橋課長補佐（内藤武敏）、西秀太郎（加藤嘉）、倉橋の妻（中村玉緒）、山田の妻（中原ひとみ）、藤村事務官（日下武史）、山田の娘（前村麻由美）、倉橋の息子（吉村景史）、相良課長（森塚敏）、染香（石井富子）、的場警部（長谷川弘）、長谷川刑事（浦信太郎）、川辺記者（角野卓造）、黒川部長（飛彈昇）、局長秘書（白石幸子）、西の秘書（田森敬一）、西の女（美山ゆみ）、女中（大月優子、峯田智代、滝のり子）、芸者（桜井直子、川端正子）、地方（藤本秀花、藤本秀次）、業者（神田正夫、平野元）、ビルの女（今井美佐子）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（データ協力：ドラマ好き、採録：古崎康成）】【参考資料：書籍「ドラマを愛した女のドラマ」（小林由紀子著、1995/11/06、草思社刊）、書籍「劇団ひまわり30周年史」（1981/09/22発行、発行所：株式会社劇団ひまわり）】