1974年第７回テレビ大賞優秀個人賞受賞（草笛光子）対象作品。「河本一作（寺尾聰）は、版画家を目指して長野から上京、美術学校に通いながらアルバイトに勤しんでいる。今住んでいる古いアパートは、中学の同級生で一作よりひと足早く上京して働いている合川静江（仁科明子）の紹介だった。一方、一作の美術学校での親友・大友清太郎（森本レオ）は、とく子という女性と同棲しながら彼女に貢がせる日々。そんな清太郎がある日、一作に「女性を預かってくれないか」と頼んできた。翌日、その女性・さくら（香山美子）が一作の部屋にやってきた。一作は、彼女の美しさに心をときめかせるのだった…。【この項、TBSチャンネル広報資料より引用】」「年上の女性にほのかな恋心を抱く青年と、同年の女性と同棲生活を送る青年の二組を対比させながら、大都会で生活する地方出身の若者たちの青春を描く。【この項、毎日新聞1974/03/21付より引用】」「版画家を目指す貧乏学生が、親友に頼まれ、謎の女をオンボロアパートで預かることになった。【この項、「テレビドラマ全史」（東京ニュース通信社刊）より引用】」協力：東通。【役名（演技者）】河本一作（寺尾聰）、さくら（香山美子）、合川静江（仁科明子）、永井すみ（草笛光子）、石田（美川陽一郎）、清太郎（森本レオ）、トク子（井原千寿子）、竹男（内田喜郎）、老婆（井上千枝子）、若夫婦（小池雄介、大和撫子）、ウェイトレス（浜野暁美）、監督（三角八郎）、若妻・新妻（大和撫子）、助手（山下望）、新聞配達（湯沢勉）、杉（織本順吉）、客（増岡弘、溝呂木但、里見たかし）、若い夫（小池雄介）、男（岸野一彦、大沢慎吾、天田俊明、佐野哲也、吉原正浩）、静江の同僚（新島慶子、朋みはや）、漫才（麻里・奈々美々）、中田（山本聡）、ボーイ（佐藤輝昭）、津国（武藤英司）、運送屋（笠井心）、花屋（野島昭生）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成(1)-(4)(6)-(13)）】