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ドラマ 詳細データ親なし子なし

平岩弓枝の書き下ろし作品で、江戸末期を舞台に、天涯孤独な若い男女が死に損なってから肌を寄せ合って「生きる」までを描いた人情時代劇。前年の1971年に歌舞伎座で上演された同タイトルの舞台(石井ふく子演出)では山本学&波乃九里子のコンビだったが、テレビ版では近藤正臣&波乃九里子のコンビとなる。平岩は今回、このドラマのためにテレビ脚本に改稿、近藤正臣のキャラクターにあわせて新吉役を書き改めた。念願の「東芝日曜劇場」初登場となる近藤は、この作品が主演作として初の本格的時代劇となる。ゆい(波乃久里子)は義母のお吉(山岡久乃)が死んだと聞かされ、自殺を考えた。賭博好きのお吉がお金をせびりにきたのを、ゆいが断って帰した直後の自殺だったからだ。ゆいが川岸にたたずんでいると、同じように死のうとしている男・新吉(近藤正臣)が現れ、先に川に飛び込んでしまう。ゆいは新吉を助けようと後を追って飛び込むが、泳げないゆいは逆に助けられるハメに。死に損なった2人は死を1日のばすことにし、お吉の墓参りに行く。ところが墓は跡形もなく壊されていて…。【以上、TBSチャンネル広報資料より引用】「TBSテレビの日曜劇場は着物にたとえれば紬(つむぎ)であろか。そこには真綿をつむぐ手や機(はた)織る手の心がひそんでいる。そしてそのはだざわりはさらりと快い。13日夜の『親なし子なし』も近藤正臣と波乃久里子が紬のよさを感じさせてくれた。とくに最後の堤(つつみ)での場面は鮮やかにいつまでも残っていた。これからも近藤の時代物に期待する。【以上、文:馬込みつ江氏(茨城県石岡市在住、「マイクへ一言」(毎日新聞1972/08/18付掲載)より引用)】」【役名(演技者)】ゆい(波乃久里子)、新吉[クレジット表示では「吉」の「士」は「土」](近藤正臣)、お吉[クレジット表示では「吉」の「士」は「土」](山岡久乃)、辰吉[クレジット表示では「吉」の「士」は「土」](坂東吉弥)、僧(北沢彪)、お里(大鹿次代)、寺男(林昭夫)、弥吉[クレジット表示では「吉」の「士」は「土」](水野哲)。
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1972/08/13~1972/08/13
放送時間 21:30-22:26 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 東芝日曜劇場(第818回)
主な出演 波乃久里子近藤 正臣山岡 久乃坂東 吉弥(クレジット表示では「吉」の「士」は「土」)、北沢  彪大鹿 次代林  昭夫水野  哲
主な脚本 (作:平岩 弓枝
主なプロデューサ 石井ふく子
主な演出 鴨下 信一
局系列 JNN
制作会社 (制作著作:TBS)
音楽 平井哲三郎、(音響効果:直井 清明
撮影技術 (技術:永田 俊昭)(映像:白取 靖弘)(カラー調整:浅利 敏夫)(照明:加藤 静夫)(音声:高橋  進(クレジット表示では「高」は「はしご高」))
美術 (美術デザイン:八木 恵一)(美術制作:小糸 正雄)(タイトル:篠原 栄太

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