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ドラマ 詳細データ結婚について(最終回(第3回))祝婚

結婚をテーマにした三話構成(放送期間:1965/05/17~1965/05/31、全3回)のオムニバス作品の第三話。「走れメロス」を土台にした作品。「応仁の乱のころ、店は夕暮れから大戸をおろし、人通りもたえて、町はすっかりさびれていた。妹の婚礼衣裳を買いに山里から出て来た文太(石原裕次郎)は、その変わりようにびっくりしながらも、とある機織り屋を見つけて着物をもとめようとする。主人もその娘つる(岩本多代)も人目をはばかるようなふぜい。最近の町は領主(金子信雄)の暴政によって次々と人が殺され、庶民たちはおびえきっているのだ…。石原裕次郎がはじめてテレビの時代劇に出演。いつの世にもありがちな政治のひずみが、庶民のほんとうの友情と、けがれのない愛とによって正されて行くという主題を、応仁の乱のころに舞台をとって追っていく。正しいことのためには自分の生命をも犠牲にしてかえりみない一人の男と、そのたくましい生き方に心ひかれる女、彼の友情を信じて疑わない友人、そして自分に対するむほんの企てにおびえて、罪のない人々を殺してやまない横暴な領主たち、こうしたさまざまの人物をかりて、今日の現実にも通じるいわゆる社会派ドラマをねらっている。【この項、読売新聞1965/05/31付より引用】」石坂浩二が自著で記している。「石原裕次郎さんと初めてお会いしたのは『走れメロス』(65年、TBS)で兄弟役で共演した時で、慶応の後輩ということでかわいがっていただいた。(中略)『走れメロス』の撮りに入る前、プロデューサーと撮影所にあいさつに行った。別格の役者さんはそれぞれの部屋を持っていて、スター部屋が集まっている建物がある。裕次郎さんはその上のクラスで部屋ではなく建物丸ごとだった。【この項、文:石坂浩二氏(石坂浩二著「翔ぶ夢、生きる力 俳優・石坂浩二自伝」(2017/09/07廣済堂出版刊)より引用)】」この縁で、石坂浩二と浅丘ルリ子の結婚の際には石原裕次郎夫妻が立会人を務めたという。【役名(演技者)】文太(石原裕次郎)、つる(岩本多代)、老人(信欣三)、領主(金子信雄)、その妾(木村淑恵)、繁(田村高広)、その妻(山岡久乃)、文太の妹(磯部玉枝)、そのいいなづけ(石坂浩二)、山伏(小松方正)。【データ協力:市村靖介】【参考文献:読売新聞1965/05/31付、石坂浩二著「翔ぶ夢、生きる力 俳優・石坂浩二自伝」(2017/09/07廣済堂出版刊)、佐藤利明著「石原裕次郎 昭和太陽伝 叢書・20世紀の芸術と文学」(2019/07/17、アルファベータブックス発行)】
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1965/05/31~1965/05/31
放送時間 20:00-20:56 放送回数 1 回 連続/単発 単発
主な出演 石原裕次郎岩本 多代信  欣三信  欽三)、金子 信雄木村 淑恵田村 高広田村 高廣)、山岡 久乃磯部 玉枝石坂 浩二小松 方正
主な脚本 矢代 静一
主な演出 (担当(第一演出部):宮武 昭夫
局系列 JNN
音楽 山本 直純

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