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ドラマ 詳細データふうふう夫婦

女性上位、核家族時代に父や弟と同居する夫婦を描くホームコメディー。六条家の長男の嫁珠子(大空真弓)は夫の始(藤岡琢也)の反対を押し切り、かつらのセールスのアルバイト。きょうも帰宅が遅れ弟終(横内正)が、兄に長男の嫁は家事に専念して欲しいとくってかかる。父の誠(森川信)はそばではらはら。珠子は夕食の米がないのでウナギをとる。うなぎを運んできた出前の為朝(なべおさみ)が私は誠の隠し子だ、今日から六条家の一員になると言い出した。【以上、「朝日新聞」1969/10/03付より引用】第一演出部が手がけた本作は分社化反対の労働運動の最中で制作された。当時演出補だった重延浩氏が回顧している。「第一演出部は組合の反対を押しきって、TBSの外にある日比谷スタジオで『ふうふう夫婦』というドラマを、東通の技術と共に制作し始めた。演出は当時の第一演出部長橋本信也氏だった。ある日、橋本氏はスケジュールの手帳を開き、同じ日に「東芝日曜劇場」のドラマの演出と重なっていることに気づき、チーフアシスタントであった私に、突然演出代理をするよう命じた。それが唯一TBS時代に演出家として私の名が出た番組で、最初にして最後の演出だった。その時の私のアシスタントは白井博さんである。【この項、「テレビマンユニオン史 1970-2005」(2005/02/25、テレビマンユニオン刊)より引用】」本作でADを務めた白井博氏が当時を回顧している。「重延さんが初演出することになる『ふうふう夫婦』の頃には大分プロっぽいADになっていた。重延さんはチーフADであったが、そのドラマでのデビューを余程嫌がっていたのか、僕を引き連れ新宿のバーを転々と追ってくるプロデューサーから逃げていた。しかし嫌々やったと思われる重延さんの初演出には忘れられないカットがある。大空眞弓と藤岡琢也の夫婦がバーのカウンターに座って夫婦喧嘩をおさめる場面でのこと。カメラは大空のワンショットから藤岡にパン、そのまま止らず藤岡の頭上にパンアップ、空間を横に漂って大空にパンダウン。二人の芝居、セリフを無視したままぐるぐるカメラは回ったのである。ドラマのTBSの伝統にとらわれない大胆な映像であった。若き日の重延演出はひたすら大胆であった。【この項、「テレビマンユニオン史 1970-2005」(2005/02/25、テレビマンユニオン刊)より引用】」【参考文献:「テレビマンユニオン史 1970-2005」(2005/02/25、テレビマンユニオン刊)】
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1969/10/03~1969/12/26
放送時間 21:00-21:30 放送回数 13 回 連続/単発 連続
主な出演 藤岡 琢也大空 真弓森川  信なべおさみ横内  正黒柳 徹子悠木 千帆初代)(樹木 希林)、
主な脚本 松田 暢子
主な演出 橋本 信也重延  浩、(演出補:重延  浩白井  博
局系列 JNN
制作会社 TBS
制作協力 東通

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