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ドラマ 詳細データさぼてん

松山善三は『さぼてん』で、血のつながりで解決を求める従来のホームドラマを否定し、知性の話しあいで解決する新しいホームドラマをつくろうと意図した。【以上、志賀信夫著「テレビの世界 実像と虚像の間」(1967年、誠文堂新光社刊)より引用】プロデューサーの逸見稔は後年、自著で本作の経緯を語っている。「松山善三さんのオリジナル脚本、森繁久彌さん主演の『さぼてん』で、竹脇無我さんと樫山文枝さんのデビューは実現した。また『さぼてん』は、松竹スターだった鰐淵晴子さんのテレビ・デビュー作でもある。そのころ映画界のアンチ・テレビ意識はまだまだ強く、鰐淵さんの起用についても、松竹とすったもんだ。松竹大船撮影所の所長室で話をしているうちに、相手は次第に声高になった。と突然、ドアが開き、木下恵介監督が顔を出して、「逸見ちゃん、どうしたの、大きな声を出して」「あ、いえ、どうも、お久しぶりです。別になんでもありません」「そーお?」木下監督の出現で水を差されたというか、お互いに冷静になり、鰐淵晴子さんの出演はOKとなったのである。家族の崩壊から再出発に至る過程を描いたこのドラマは、社会的な反響も呼び、賞もいただき、評判も上々だった。【この項、逸見稔著「黄門様はテレビ好き」(1993年、近代映画社刊)より引用】」【データ協力:なち】
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1964/11/02~1965/02/08
放送時間 20:00-20:30 放送回数 連続/単発 連続
番組名 ナショナル劇場
主な出演 森繁 久彌森繁 久弥)、津島 恵子松本めぐみ樫山 文枝鰐淵 晴子いしだあゆみ松山英太郎勝呂  誉沢村 貞子澤村 貞子)、森  光子竹脇 無我
主な脚本 松山 善三井手 俊郎
主なプロデューサ 逸見  稔
局系列 JNN
主題歌 鰐淵 晴子鰐渕 晴子)「さぼてんの唄」(作詞:岩谷 時子、作曲:いずみたく)(ビクターレコード

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