第17回芸術祭奨励賞受賞作品。「文明が高度に発達すればするほど、美しい自然が都会から追い出され子どもたちの遊び場がむしばまれる。つい最近も東京のある児童遊園地に小学生が放火した事件があった。付近のおとなのキャッチボールに彼らの遊び場を占領され、しめ出されてしまったためである。また京都では遊園地で幼児がオート三輪の下敷きになって死んだという事件があった。遊び場を失った子どもはだれに訴えればよいのだろうか。このようなテーマをドラマ化したもの。【この項、読売新聞1962/11/20付より引用】」芸術祭奨励賞を受賞したことで、1963/01/22に同じ放送枠でアンコール放送された。一部資料では、1962/12/20放送と記載されている。また、雑誌「テレビドラマ」（ソノレコードKK出版部刊）1962年12月号では、演出：吉川　良治と記載されている。提供：早川電機、シャープ電機。【役名（演技者）】テッちゃん（浅井省吾）、仙波一郎（薬師恵一郎）、モヤシ（杉山光宏）、ブタマン（小泉博史）。【参考文献：「関西テレビ放送10年史」（1968/12/01関西テレビ刊）、「テレビドラマ」（ソノレコードKK出版部刊）1962年12月号】