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ドラマ 詳細データ横堀川 山崎豊子作品集より

藤岡琢也は本作の演技により第4回ギャラクシー賞を受賞。「1906年(明治39年)、たった35銭をにぎりしめて淡路島から大阪へ出てきた八田吾平(杉山光宏)は船場の四つ橋のたもとで昆布商 浪花屋利兵衛(片岡仁左衛門)に拾われる。浪花屋でのきびしい丁稚生活を吾平は懸命に耐えていく。そんな吾平を浪花屋の一人娘多加はあたたかく励ます。ある日吾平(長門裕之)は淡路島から年老いた母(北林谷栄)を呼び、いちど見たいと言っていた芝居を見せてやる。しかしその母も島へ帰ってまもなく死んでしまう。24歳になった吾平は努力が認められ番頭になった。一方一人娘の多加(南田洋子)は同じ船場の呉服商 河島屋へ嫁ぐ。利兵衛は商家に嫁ぐきびしさを教え、多加に白い喪服を持たせてやる――。昆布屋の丁稚から苦労をのり越えて身を立てた吾平。この昆布屋の一人娘で、嫁ぎ先の夫の死後、女手ひとつで寄席稼業に励むけなげな女・多加――。『横堀川』は山崎豊子原作の「暖簾」の吾平(長門裕之)、「花のれん」の多加(南田洋子)を中心に、船場を舞台にした一連の作品で構成されている。移り変わる船場の中にあって、きびしい大阪商法の伝統を守り、明治、大正、昭和をたくましく生きた人たち。ドラマはこの二人の血のにじむような商いに賭ける姿を通して大阪商人の土性骨を描いていく。【この項、雑誌「グラフNHK」(財団法人NHKサービスセンター発行)1966年7月1日号より引用】」「商店経営者を主人公にしたテレビドラマの最初の傑作は「横堀川」であろう。夫と共同で小さな商店を大きく成長させていく女性の物語である。この作品はシリアスなものだった【この項、佐藤忠男「ドラマ」1979創刊号より】」。出足は地味なスタートだったが次第に人気が出て地元船場に「横堀川を見る会」が出来るに至った。好評につき、放送中の1966年12月からは毎週日曜日に再編集された80分枠の『特集・横堀川』が全15回で放送された(当データベースでは別データとして収録)。内藤剛志が子役のエキストラで出演している。原作は吉本興業創始者の吉本せいがモデルの主役の小説。【役名(演技者)】八田吾平(長門裕之)、多加(南田洋子)、吾平・少年時代(杉山光宏)、浪花屋利兵衛(片岡仁左衛門)、ガマ口(藤岡琢也)、吾平の母(北林谷栄)、梅(林美智子)、吾平の妻・千代(高森和子)、河島久男(森本景武)、八田孝平(入川保則)、八田年子(伊藤栄子)。【参考文献:雑誌「グラフNHK」(財団法人NHKサービスセンター発行)1966年7月1日号・1966年12月1日号】
キー局 NHK GTV 放送曜日 放送期間 1966/04/04~1967/03/27
放送時間 21:40-22:30 放送回数 51 回 連続/単発 連続
主な出演 長門 裕之(29)(35)、南田 洋子(29)(35)、杉山 光宏片岡仁左衛門13代目)(片岡千代之助片岡 我當4代目))、藤岡 琢也(29)(35)、高森 和子(29)(35)、内藤 剛志北林 谷栄林 美智子(35)、笈田 勝弘森本 景武森本 影武)(29)(35)、桂小春団治坪内ミキ子甲 にしき小川 甲子)、森乃 福郎初代)(笑福亭福郎)、曾我廼家明蝶曽我廼家明蝶)(29)、佐藤  慶若井はんじ・けんじ若井はんじ若井けんじ)、岩田 直二西山 嘉孝谷口  完(15)、津島 道子(15)、浮世亭歌楽(15)、伊藤 亮英(15)、三井 洋子白藤 歌子2代目))(15)、山口 幸生(29)、佐々山洋一(29)、花紀  京(29)(35)、川上のぼる(29)(35)、南都 雄二(35)、入川 保則(35)、伊藤 栄子河原崎有稀伊藤 榮子)(37)(38)、藤山 喜子(38)、金田竜之介(51)、浪花千栄子浪花千榮子)、菅井 一郎、(語り:加藤 道子(29))
主な脚本 茂木 草介(29)(35)
主な演出 辻元 一郎(29)(35)
原作 山崎 豊子「暖簾」「花のれん」ほか
局系列 NHK
制作会社 NHK(大阪放送局)
制作 棚橋 昭夫
音楽 (作曲:田中 正史
撮影技術 スイッチャー・内藤 朝二
HP

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