父を亡くし母と二人で貧しく慎ましやかに暮らす少年・大東太は、一流のプロレスラーをめざし、尊敬する力道山の道場で修業に励んでいた。小柄な肉体でレスラーとしての決め手に欠ける自分に焦ることもある太だったが、厳しい鍛錬の末、大技「ノックアウトＱ」を編み出した。太は無敵の必殺技をひっさげて力道山とともに世界に挑戦、プロレスの道をつき進む。【以上、ファミリー劇場広報資料より引用】プロレスラーを目指す少年を主人公にした、いわゆるスポ根もののはしりみたいな番組で、力道山もこの主人公の師匠のような役で出演していた。「百田（ももた）」という本名の表札を掲げた力道山の家の玄関口のカットがよく番組で使われていた。【以上、新潮文庫刊「泉麻人の僕のＴＶ日記」より引用】。暴れ牛の角をつかんで空中に投げ飛ばすほどの怪力少年・太が、力道山の指導のもと、プロレスラーとして成長していく姿を描く。【以上、宝島社刊「別冊宝島・1960年大百科」より引用】。後援・日本プロレス協会。【異説】一部資料では、1962/10/01放送開始と記載されているが誤り。また一部資料では1963/04/08放送終了と記載されているが誤り。またウィキペディアでは1962/11/07放送開始とある（2023/11現在）が誤り。また一部資料では放送回数全12回と記載されているが誤り。【各回サブタイトル】第19回「呪いの空手打」、第26回（最終回）「たくましき前進」。【参考資料：WEBサイト「国際放映」（2020/04/17閲覧、https://www.kokusaihoei.co.jp/database/tv/index.html）】