雪どけを待つ北海道の山村とふ化場が舞台の純愛物語。千春（磯村みどり）は、湖畔のヒメマスふ化場に勤務する青年公平（岡部政明）と雪がとけて、バスが通りはじめるころ結婚式をあげることになっている。やがて道路の雪がとけて、バスの通る日が来た。千春にとって待ちに待った日だが、父の宗吉（宮原太刀夫）には娘と別れる悲しい日だった。【以上、読売新聞1962/04/15付より引用】