功成り名とげた結城信吉は、ある日銀座で一人の流しの青年と会った。彼の名は青田敬三。かつて結城が若かりし日、同じ銀座で青春をともにした演歌師・青田敬介の息子だった。大正、昭和と移りゆく銀座を背景に、銀座に生きた親子二代を描いた。【以上、讀賣新聞1963/02/14付より引用】「武田ロマン劇場」（放送期間1961/10/12～1963/04/11）の一編。【役名（演技者）】青田敬三（三田村元）、戸畑マリ（弓恵子）、結城信吉（岡田英次）、青田敬介（春日俊二）、マダム・ルミ（折原啓子）、流しの吉公（入江洋佑）。